これだと、国税庁なるものは何のために存在し、国交省も何のためにあるのか疑問がわいてくる。官に対して、税金を注いでいるのはこういうことを防止してもらうためではないのか? 官庁が、やるべき役目をはたしていないなら、そんなものは不要の存在になる。
てるみくらぶ 去年に約75億円の債務超過
日本テレビ系(NNN) 3/30(木) 11:25配信
経営破たんした旅行会社「てるみくらぶ」が、少なくとも3年前から赤字を黒字とみせかけて事業を続けていた可能性があり、去年9月末時点では約75億円の債務超過に陥っていたことが分かった。
東京地裁に提出された破産申立書によると、少なくとも3年前の2014年9月期以降、営業損益が大幅な赤字だったのに黒字とみせかけていた可能性がある。最後の決算となった去年9月末の時点で、営業損益は約1億1000万円の黒字としていたが、実際は15億円以上の赤字で、債務超過は約75億円に膨らんでいたという。
また、「てるみくらぶ」の弁護士によると、内容の異なる複数の決算書があり、税務署への提出用と金融機関など対外的な説明用に作成していたとみられるという。
なお、山田社長の役員報酬は3300万円余りだった。
社長の報酬は、別にそんなに高いとは思はないが、問題は、国交省などがなぜ今まで放置してきたのかということに尽きる。
何の役にも立たないなら、役人を減らすべきで税金の無駄遣いは止めるべきだ。今回も、被害者は泣き寝入りになるのだろう。役人たちに、被害者は請求するべきだ。
まともな機関であれば、危ない経営は分かるはずだ。そんなものは、素人でも少し頭の良い人間であれば見抜ける。
この国は、すべてが緩んできている。トップが緩むと、すべてが壊れていく。これは、どこの国でも同じ現象が起きる。