ソウルに行く用件があり、JTBの神田支店に問い合わせた。何と驚いたことに、直ぐ返事をくれると言いながら、2回も催促して1時間後にようやく返事が来た。その前に、予約を頂いてもほとんどムリでしょう、とのことであった。ホテルも、飛行機もうまっているとのこと。
これは、オトリ広告だとピンときた。旅行会社ではオトリ広告が盛んである。やたら安い料金の広告が目に付く。電話してみるとほとんど満席。お客を引き寄せるためのオトリ広告が多い。そもそも、JTBとは、因縁があったのに、少しはよくなっているかと思い電話したのが間違いであった。
09年に、取材でニューヨークに行くときにJTBを利用して酷い眼にあっている。JTBの体質は、経営トップに問題があるのではないのか? そもそも、旅行業界などと言うものは、生産性があるわけでもなし、社会に対する貢献度は少ない。デカイ顔をしてふんぞり返っていてはいけないのである。
JTBは完全に大企業病に陥っている。旅行業界は、旅行者に夢を売って何ぼの世界なのである。それ以外は何もない。安い単価のお客には横柄に接し、ヨーロッパなどの単価の高いお客にはぺこぺこする。こんなお客を舐めた商売がまかり通っているところに、旅行業界のデタラメさが表われている。
JTBは商売の基本が分かっていない。JTBの商法に問題あり、と言いたい。大企業ぶって、偉そうにしている時代ではないことに気がついていない。何とも呆れた組織であるる。交通公社時代の体質から未だに脱却できていない。