改革を叫んでいる知事も、ガソリン税の一般財源化に反対している知事が多いのは、いったいどう解釈すればいいのか。普段は綺麗ごとを言っても、自分の身に及ぶことであれば反対する。日本の政治家は、地方の知事まで信用できないのか、と言いたい。
何度も言うようだか、この国では道路は十分足りている。足りないといっている知事は嘘を言っている。改革派と言われる知事も、一皮剥けば、わが身可愛さのあまり、ガソリン税の一般財源化に反対する。前総理の阿部さんは一般財源化に積極的であったのが、最近では、反対にころりと変わっている。
日本の政治家は、改革派と呼ばれる政治家も信用できない、と言う結論になるようである。改革派と呼ばれる知事は口がうまい。顔も一見真面目そうなのが多い。だが、言っていることは綺麗ごとばかりで、ガソリン税のようにわが身に直接及ぶことであれば反対に回る。
改革派の政治家も、この国では発想の転換ができないのである。何も道路に固執することはないのに…。もつと有効な使い道が考え及ばないだけのようである。話はずれるが、福島県の矢祭町を見習えと言いたい。矢祭町では町会議員の報酬を年に90万ぐらいにしかならないところまで下げた。逆に西東京では上げている。たしか市長は改革派を標榜していたはずだが…。
改革を叫んでいる政治家も、この国ではあまり信用できないのが現実である。政治家は、国会議員も地方の政治家も福島県の矢祭町の町長を見習え、と言いたい。