この国は何でもアイマイにして決着を計るくせがある。アイマイ国家といっても過言ではない。今回のフロ野球裏金問題にしても、アイマイにして決着を計ろうとしているのが見え見えである。はっきりさせれば都合の悪い人間達が色々と工作しているのは、相変わらずの姿である。
国会も、天下りの問題をアイマイにして決着を計ろうとしている。政府自民党は、国民を見下ろしていて、殆ど舐めているのである。国民も、舐められてもへらへら笑っている。日本の国民自体がアイマイを好む習性がある。
プロ野球の裏金問題は、プロの側だけではなく、アマの側にも問題があるのに、メデイアはアマの問題に関しての責任追及にはあまり熱心ではない。アマの世界には、新聞社が関係しているからではないかと思いたくもなる。
アメリカ、アメリカと何でもアメリカの真似をしたがる日本人だが、なぜか良いところは真似したがらない不思議な国民である。悪い面ばかり真似したがる。アメリカでは完全ウエーバー制を続けているのに、日本では今回も見送られるようである。
「死ななきや直らない」という言葉がある。「滅びなきや直らない」アイマイ国家日本は滅びるまで目が覚めない国なのかも知れない。