最近の大相撲は礼を失ってきている。18日の取り組みでも、琴光喜が負けた後で、終わりの礼をするときに、腰に両手を置いたままで礼をしていた。あんな姿は、前代未聞である。
北の湖理事長になってから、礼が失われてきたのは何故なのか。プロ野球には名選手、名監督にあらず、と言う言葉がある。大相撲にもこの言葉が当てはまるのか…。手をついて立たない力士も多く見られる。初代若乃花が、あれ程努力したのに。
琴冠佑が支度部屋で、自分が負けた相手を殴ったり、琴欧州が審判部を侮辱したりしている。一体大相撲はどうなっているのか? 部屋の指導者にも問題はあると思うが、何といっても、責任は理事長にある。理事長は、責任を自覚するべきである。