小泉総理は、郵政民営化に躍起になっている。何とかの一つ覚えのようでもある。得意の分野が郵政しかないので、郵政にこだわっているようにも見える。多分当たらずとも遠からずであろう。
個人的なこだわりで、優先順位を先に持ってこられては国民はたまったものではない。教育問題にしろ、憲法改正にしろ、急ぐべき課題は少なくないのだ。そんな総理に40%も支持率を与える国民とはなんなのか。理解に苦しむ国民である。
先の太平洋戦争のときもそうであったが、日本人の体質は、行き着くところまでいかないと目が覚めない体質を持っている。政治家よりも、国民が悪いのだ。