写真は助手の大五郎
by ken
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安田純平氏が、ようやく生還したのにまたぞろ、自己責任論が少なくない。マスコミも問題がある。自己責任論など、あんなものは取り上げる必要はない。そもそも、マスコミ各社が自社の社員を戦地には取材に送り込まないから、安田氏のような方が勇気をもって行くしかない。 それを分っていながら、日本のマスコミは愚にもつかない自己責任論を取り上げる。自己責任を持ち出す輩に限って、勇気のない卑怯な男が少なくない。勿論、戦場にいく勇気など1ミリもない連中に違いない。安田氏も、そんな連中にとやかく言われる筋合いなど全く無い。 自己責任権を振り回す連中の、不寛容な姿勢は何なんだろう。安田さんは、他国の記者から「自己責任と言う言葉のニュアンスが良く分からない」と質問されて「僕も良く分からない」と答えたら「日本特有の言葉なのか? 」と質問されたという。 筆者は、安田さんに世話になっている日本のマスコミが自己責任を持ち出すと反吐が出そうになる。自社の記者は、戦場に行かせないで安田氏のような人たちが民主主義には絶対に必要なことをやっているのに、自己責任だと!! いい加減にしろと言いたくなる。 良識ある国では(日本以外の)むしろ安田氏のような戦場で真実を伝える男は称賛される。称賛されるべきだ。「ジコセキニン」これほど情けない日本語は無い。自己責任を言ってるやつらは、海外の戦場に行く度胸もない連中なのだ。 マスコミも、下らない意見は無視する必要がある。一緒になって自己責任をを言うなら、あまりにも情けない。悲しすぎる。 他国では、安田氏のような勇気あるジャーナリストに対する反応が全く違う。それは、権力と闘う姿に称賛を送る心を持っているから…。「西欧などの主要国では、ジャーナリストが国民の代わりに紛争を取材して報じてくれていることに対する理解が広まっている。それが日本と大きく違う」。 自社の記者は、海外の紛争地には送らないというあり得ないことを守り続けている日本のマスコミは、安田氏に対して感謝することはあっても、自己責任論を振り回す資格など1ミリもない。 自己責任を振り回す人たちは、安田氏の様な男たちが体を張って国民の代わりに紛争地に行き、危険と向き合いながら情報を得ていることを忘れていないだろうか? 情報は、天から降ってくるものだと思っていないだろうか? 放送大学の高橋和夫名誉教授(国際政治学)も「日本国民の間に、海外の紛争や危険地の情報が必要という認識が薄いのではないか」という意見が全てを表しているように思う。日本と言う国は、特殊な国なのか。安倍政権になってから特に、正義を重んじなくなっている。これでいいのか。
by wakamiyaken
| 2018-10-26 07:39
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