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この愚かさは何だろう。北の大地で、西洋の賭場を開帳したらどういうことになるか、それすらも理解していないとは救いようがない。
IR誘致に向けた推進協議会の設立総会 苫小牧商工会議所は19日、「苫小牧統合型リゾート推進協議会」の設立総会 を市内のホテルで開いた。カジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致に向けて 10月中にも苫小牧版IR構想を策定し、国内外へのPR活動を繰り広げる。国 内各地の自治体が誘致に名乗りを上げる中、秋の臨時国会でのIR推進法案の成 立をにらみ、より精力的に活動を展開していく考えだ。 推進協には市内の製造業や観光、建設関連、飲食業などさまざまな業種の46 社が会員となって参加。設立総会には会員企業の他、市職員や市議なども含めて 約120人が集まった。役員選出で会長には、世話人となった苫小牧商議所名誉 会頭の藤田博章氏が就任。副会長には同商議所の松本紘昌、石橋弘次両副会頭、 苫小牧観光協会の福原次郎会長、ノーザンホースパークの吉田勝己社長が就いた。 藤田会長は「早ければ秋の臨時国会でIR推進法が成立するのではと期待して いるところ。苫小牧版IR構想を策定し、広く内外に発信していきたい」と話 し、会員や関係者に誘致活動への協力を呼び掛けた。 また、国際観光産業振興議員連盟(IR議連)幹事長の岩屋毅衆院議員(自民 党)が「IR法の真意」と題して特別講演。IRによる経済効果や懸念される ギャンブル依存症などへの対応策などについて説明し、法案成立に向けた動きに ついて「秋の臨時国会は補正予算や環太平洋連携協定(TPP)の審議などが あって厳しいスケジュールだが、衆参共に安定している機会を逃さずに審議に入 り、成立させたい」と意欲を示した。 推進協は今後、運営委員会(石森亮委員長)で苫小牧版IR構想の策定に取り 組む。IRに詳しい外部機関をアドバイザーに迎え、開設場所なども含めた具体 的な構想を作り、国への候補地選定に向けた誘致活動の他、海外の事業者へのプ ロモーション活動も行っていく考えだ。 カジノ合法化を含むIR推進法案は、日本の観光産業の柱として、超党派の国 際観光産業振興議員連盟(IR議連)が中心となって取り組んでおり、東京や大 阪などの大都市の他、道内では苫小牧市、釧路市、後志管内留寿都村が誘致に名 乗りを上げており、経済界を中心に誘致活動が繰り広げられている。 苫小牧商議所も地域経済の活性化の切り札としてIR誘致に向けた活動を展 開。2008年に苫小牧カジノ・リゾート研究会、10年に国際観光リゾート開 発特別委員会を通じて調査研究を行い、12年には千歳、恵庭両市の商議所と東 胆振4町商工会で道央圏統合型リゾート構想誘致期成会を立ち上げ、誘致に取り 組んできた。 地域活性化の切り札とは、開いた口が塞がらないとはこのことだ。相も変わらず、苫小牧市はカジノを推進したいようだが、金を巻きあげる相手は道民なのか? 発想の貧困はとどまらなくなっている。こんなことしか、思いつかない愚かさは救いようがない。カジノとは、何たるものか知っての上のことなのか? 韓国か、マカオに視察に行っただけだと思うが、いったいどこの国の人が苫小牧まで博打を打ちに来るのか? 結局は、道民から巻き上げるしかないのははっきりしている。北の大地で、汗水流して働いた金を西洋の博打で巻き上げて誰が喜ぶのか? 北海道全体で、よく考えてほしい。まともな人は、逆に苫小牧に行かなくなることを分っているのか疑問でならない。 韓国に自国民が入れる(他のカジノは韓国人は入れない)江原ランドがあるが、まともな人は江原ランドから去っている。その理由は治安の悪化である。 銭になれば、何をやってもいいのか? 道民はどうなってもよいのか?
by wakamiyaken
| 2016-10-10 03:15
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