特命委員会とは何ぞや、と言いたい。こんなバカげた提案を出す方がおかしい。要するに、たばこ会社と酒造会社の使い走りをしたとしか思えない。
酒・たばこ18歳解禁提言は撤回 自民チーム
朝日新聞デジタル 9月10日(木)11時15分配信
飲酒や喫煙を18歳から認めることを検討していた自民党「成年年齢に関する特命委員会」(委員長=今津寛衆院議員)は10日、解禁を容認する当初案を撤回し、両論併記にとどめる提言案をまとめた。党内外から猛反発を受け、公営ギャンブルができる年齢の引き下げも見送った。月内に政府へ提出する。
提言案は、飲酒や喫煙を18歳から認めるかどうかについて委員から出た賛否両論を併記。「引き続き社会的なコンセンサスが得られるよう、国民にも広く意見を聞きつつ、医学的見地や社会的影響について慎重な検討を加える」とした。
当初案では、民法改正で18歳が大人になった場合、「飲酒・喫煙を制限されることは社会的に保護が必要だと示しているともいえ、適当ではない」とし、飲酒・喫煙年齢を引き下げることを「妥当」としていた。
「引き続き社会的なコンセンサスが得られるよう、国民にも広く意見を聞きつつ、医学的見地や社会的影響について慎重な検討を加える」だと。この往生際の悪さは何だろう。要するに、思い上がりが強いから往生際も悪くなる。
前回も書いたが、自民党はこの国を潰すつもりなのか? 18歳から酒を飲ませ、煙草も吸わせ、博打も解禁したらどういう事になるかーまともな社会人なら分かる事である。
そもそも、こんなバカげたことを提案してくること自体がまともでない。日本の政治家のレベルの低下を表している。自民党に政権を任せておいたら、この国は潰されるということが、この件でもはっきりしている。
だが、野党も頼りない。そこに、この国のジレンマがある。