写真は助手の大五郎
by ken
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強いもの(アメリカ)に弱く、弱い者(自国民)に強い安倍政権
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盗聴疑惑から、4日も経ってから米国のバイデン副大統領から電話があり謝罪したという。盗聴した方が、気を使って逆に電話を入れるまで、なにも強い抗議をしなかった日本は一体どういう国なのかと言う事になる。
欧州や南米諸国は、盗聴疑惑が明らかになった時は、猛烈に米国を非難した。安倍さんが、口にする対等な同盟国ならば当然のことながら厳しく非難するべきではないのか…。
4日も経ってから、安倍総理は「深刻な懸念」と抗議しただけ。ブラジルの大統領も、ドイツの大統領も、盗聴疑惑が起きたときには、激怒し猛烈に非難している。
フランスの、歴代大統領も盗聴されていた事が判明しているが、オランド大統領は即座に抗議している。4日も経ってから、深刻な懸念と発表したのは日本だけだ。
韓国や中国に対しては、やたら肩を怒らせる場面が多いがー当然な面もあるーアメリカに対しては、まるで下僕のように従順で、隷属と言う表現がピッタリくる。
米国との、機密情報の共有を理由に「特定秘密保護法」が成立したが、こうなるとアノ法案は何だったのかと言う事になる。アメリカの信頼を得ようして強行した法律だが、信頼どころか盗聴されていたとなると話しは違ってくる。
元外務省国際情報局長の孫崎亨氏は、「東京新聞」で次のように述べている「盗聴は国家としての信用問題。やられた側は外交上の建前として、即座に非難して相手国にクギを刺すのが当たり前」と述べ「日本政府の鈍さは際立っている。しかも、米国が気を使ってかけてきたのであろう電話で、形式的に抗議するというところに日米関係が透けて見える」と発言しているが、孫崎氏の主張は正論。
はっきり言わせてもらうなら、日本は国家としての体をなしていない事になる。
こんな有様では、韓国にも中国にも舐められるのも無理はない。本来なら、同盟国を盗聴するとは何事かと激怒するのがまともな国の政治家ではないかと思うがどうなんだろう。
今回の問題を、不透明な幕引きをするならば、日本政府は言っている事とやることが違う事になる。言うべき事も言えないのであれば、あまりにも情けない。国家としての体をなしていないことになる。
強いもの(米国)に弱く、弱いもの(自国民)に強い安倍政権と言われても仕方が無い現実がある。強い者に対しては、卑屈なほど低姿勢で、弱い者たちに対しては傲慢不遜な態度をとるのは一番卑怯な人間に違いない。
by wakamiyaken
| 2015-08-07 03:47
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