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国立競技場に係わる醜態が、設計から仕切り直しと言うことで、とりあえずは落ち着いた格好にはなった。この問題は、政治がしっかりしていないから起きた問題に違いないが、今度は、東芝の問題が発覚した。経済も、酷いよと言いたげに東芝の問題が起きた。
どうして、こんな国になってしまったのか。確かに、予兆はあった。自民党政権が長期になり、奢れる者久しからずが現実のものとなっていて、ついに国民も一旦は民主党に走った。 民主党政権に、国民は期待しこの国も変われるかなと思ったが、見事に裏切られた。期待は、幻想に過ぎなかった事を知らされる事になる。民主党は、政治主導と称して霞が関に国会議員を大量に送りこの国をひっくり返すような事を言った。 しかし、頭の構造からして霞が関の役人の方が優れていたから、この野郎と言う事になり、民主党政権は崩壊に追い込まれた。子供じみた、正義を振り回しても結局は政治ごっこに過ぎなかった。愚にもつかないスキャンダルも多発した、得意の時に、冷静になれない日本人の特質がはっきりと表れ民主は自壊した。 こうなると、すべてが゜日本人の特質がなせる仕業に見えてくる。筆者の座右の銘は「失意泰然、得意冷然」だが、3.11の地震では東北の人達が見事に失意泰然を見せてくれた。しかし、「得意冷然」は政治家を筆頭に財界人も誰一人見る事はない。 政治は論外としても、経済界の東芝の醜態は一体何からきているものだろう。アメリカなら、間違いなく投獄されている事案に違いない。すべてに甘い日本は、現社長と元社長3人の辞任で幕引きをするつもりらしいがそれでいいのかと言いたい。 検察は、小沢一郎氏の事件でミソを付けてからすっかり影が薄くなり、あれ以来何も仕事をしていないようにも見える。実際に、この国では検察不在の状況が続いている。パソコンのデスクに、ドリルで穴をあけられても何も反撃きないのであれば検察不在と言われても仕方が無い。 どうして、こんな国になったのか? すべてが金、金で人間の価値を決めるようになってから正義が置き去りにされるようになり、検察も正義を見失った。検察が、正義を見失うようでは国が持たない。 ドリルで、パソコンのデスクに穴をあけてまで証拠を隠滅した小渕氏は不問に付されている。金の問題が山ほど出てきた下村大臣はどうなったのか、これまた曖昧にして終わりにするようだ。 検察が、正常に機能しなくなっているとしたならば、この国の崩壊はそんなに遠くない事になる可能性が高い。検察にも、政治介入があるとしたならばとてもロシアを批判できない。ロシア以上なのかもしれない。 マスコミも、時事通信の記者の件を見るまでもなく、すっかり権力に弱くなっている。 この国は、政治家と官僚と、マスコミによって崩壊の道を歩みだしている。崩壊するのは、そんなに遠くない時期になる可能性が高くなった。あの時が、分かれ目だったということが歴史上ではあるが、日本は今、その分かれ目にいるような気がしてならない。 東芝の問題に関して、産経の電子版が良い内容で書いていたので一部紹介したい。 「次を頼む」。日本経団連会長だった御手洗冨士夫現キヤノン会長兼社長が2009年、当時副会長だった東芝の西田前相談役に後継を打診すると、西田氏は会長就任に強い意欲を示した。石坂泰三、土光敏夫に続く3人目の財界総理の椅子は目前だった。 . しかし、当時、日本商工会議所の会頭に岡村正東芝相談役が就任していた。経済3団体のトップの2つを同一企業で占めることに財界から異論があり、西田日本経団連会長は実現しなかった。だが、西田氏は財界総理の椅子を諦め切れず、住友化学の米倉弘昌現相談役の次を狙っていたとされる。 . 第三者委の報告書では利益水増しの内訳や、経営トップが「チャレンジ」と称して収益改善目標の達成を部下に迫る「利益至上主義」、上司の意向に逆らえない「社内風土」について説明されているが、歴代トップが、なぜ利益水増しを働いていたのかは記されていない。 . 東芝は08年度の決算でリーマン・ショックの影響を受け、半導体事業が低迷し3435億円の最終赤字を計上。当時社長だった西田氏は責任を取る形で、09年6月に佐々木氏に後を託した。 . 会長となった西田氏は佐々木氏に業績向上を強く求め、会議の場で経営への不満を公然と口にすることもあった。東芝の有力OBは、「財界総理への執念が業績への強いこだわりにつながった」と語る。東芝の利益至上主義は、ここから始まったとみられる。 こうして見ると、この国の人間たちは、皆が我欲を優先させ、ケダモノ同然に自分の事しか考えなくなっている。日本人の本質が、政治家と経済界の人間から先に変わってきているのが分かる。彼らの頭には、自分の事しかない。庶民など、ゴミぐらいにしか見えていない。だから、平然と使い捨てにする。 この国からは、もう土光さんのような人物は2度と出てこないだろう。東芝会長で、経団連の会長も務めた土光さんは、古い小さな一戸建てに住み、メザシを好み粗食に甘んじて質素な生活を続けた人である。この国に今、そんな人物は1人もいない。みんな、金と名誉を血眼になって追いかけている。
by wakamiyaken
| 2015-07-22 10:11
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