写真は助手の大五郎
by ken
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そもそも、凶悪な犯罪を起こした人間が刑務所から出てきて、すぐに本を出してくれる出版社が存在するということ自体理屈に合わない。少なくとも、出版社は日本の文化の一翼を担っているはすだが…。
遺族の気持ちを、どう忖度しているのか疑問でならない。務所から出てきて、人を殺したいきさつを書いて多額の印税を手にして優雅な生活を送れるとしたならば、この国は狂っている。
銭がすべての社会も、ここまで来るとは想像もしなかった。少なくとも、まともな時代であれば相手にする出版社など皆無であったろう。
遺族の身になったら、とても凶悪な殺人者の本など出版も販売もできるものではない。自分の息子が、首を切り落とされて学校の前に晒された親の身になったらとても出版など許されるものではない。
今回、啓文堂書店が販売を自粛した事に賛同したい。初版が10万部だそうだが、契約内容にもよるが元凶悪殺人者がいきなり1千万円以上の印税を手にすることになる。
少なくとも、販売を自粛した啓文堂書店は応援したくなる。啓文堂書店こそ、何でもありになったこの国には貴重な存在に違いない。
遺族は、「私たちの思いは完全に無視された」というコメントを出している。この問題は、日本人の良識が問われている、今望む事は、販売の自粛に同調する書店がもっと増えることで、それと、啓文堂書店を応援することが我々にできる最善のことではないかと思う。
何でも、政治に結び付るつもりはないが、安倍内閣になってから国家に品がなくなったように思えてならない。すべてに銭が優先する社会で良いのか、この機会に真剣に考えるべきではないか。
by wakamiyaken
| 2015-06-17 03:52
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