写真は助手の大五郎
by ken
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日本では、後藤さんを高村副総裁が「蛮勇」と批判した。しかし、米国のパワー国連大使は12日「イスラム国」などの資金源遮断を狙った国連安保理事会の決議の採択後、同組織に殺害されたとみられるジャーナリスト後藤健二さん(47)の著書に触れ「生涯を紛争について書く事に費やした」と称賛した。
パワー氏は、決議採択後の演説で後藤さんの著書「ダイヤモンドより平和がほしい」を取り上げ各国大使に紹介している。
故後藤さんの生まれた国、日本ではどうだろう。下らないゴシップを書いたり、副総裁が後藤さんを「蛮勇」だと批判している。この違いは、何から来ているものだろうか。筆者は、日本人の本質が腐ってきている証左ではないかと思っている。
他国の国連大使が、後藤さんを称賛しているのに当事国では政権の中枢にいる人間が「蛮勇」だと切って捨てている。なんともはや、救いようにない国になったものだ。それを、マスコミが正面から批判できない。
政治家もマスコミも、この国は腐臭がしてきている。47歳にして、他国で惨殺されたジャーナリストの死に対して鞭打つような発言をする国と、しっかりと認めるところは認め、称賛する米国との違いは要するに正義感の違いではないかと思えてくる。
「テロとの戦い」が口癖のようになっている安倍総理は、後藤さん救出にどのような努力をしたかを発表していない。少なくとも、日本が隷属しているアメリカなら発表していたはずだ。
確かに、アメリカは対日本に関しては納得できない事が多過ぎる。沖縄に新しい飛行場を造らせようとしてみたり、日本全国の基地を何時までも使い続け、70年経っても占領状態が続いている。首都圏にある、横田飛行場は返す気がないのか?
信用できない面も多い米国だが、こと正義に関してはまだそれを貫く姿勢は失っていない。
しかるに、日本はどうだろう。世界平和のために、報道していたジャーナリストを見殺しにしただけでは無く「蛮勇」と切って捨てている。アメリカに、まだ救いがあいるのは良識や正義を大切にする姿勢を失っていないパワー国連大使のような人物が数多くいるからである。
それに引き換え、日本はどうだろう。言うのは止めよう。絶望的になるばかりだから。「魚は頭から腐る」この国は、どうやら頭から腐ってきたようだ。
by wakamiyaken
| 2015-02-15 08:18
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