写真は助手の大五郎
by ken
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4年前に、「おせち」の販売で多くの消費者を騙した企業が、ほとぼりが冷めたころだからと「おせち」の販売を再開したとテレビが大騒ぎ。被害を受けた消費者にしてみれば、あれは一体何の騒ぎだと言うことになる。
新聞に例えるならば、記事に見せかけた宣伝と言うことになる。まともな国ならば、あんなものは、恥ずかしくてテレビが報道するに値することではない。無視するのが良識と言うものではないのか。ことこまかに、商品をずらっと並べて宣伝に一役買っていた。
日本のテレビは、世界に冠たる愚劣な番組を垂れ流しているが、4年前に詐欺同然の商品を販売した会社を、極端にいえばテレビ業界挙げて宣伝するかという話しで、昨日は、テレビを見ていてこの国は一体どういう国なんだと思った。
どう見ても、宣伝費を貰ったやらせににしか見えなかった。もしもの話は言うべきではないが、今回はもしもの話でも許されると思う。もしまた、4年前と似たようなことが起きたらテレビ局が責任をとるのか、と言いたくなる。あれだけの宣伝は、宣伝費に換算したら何10億円に相当するだろう。
しかも一局だけでは無く、何局も取り上げたということは確信犯と言われても仕方がない。
あんなバカげたネタに、幹部から下らない事は止めろと言う指示が出なかった事が不思議でならない。バカ番組は、作る方も慣れっこになっているから不感症だったのか。
何局も、束になってあれだけの宣伝をしてくれたのだから、「おせち」を販売する会社にとってはウハウハで笑いが止まらないだろう。この国は、ここまで堕ちてしまっている。
4年前に、騙されて「おせち」を買わされた被害者はそっちのけで、詐欺同然の事をやった会社が販売を再開するというのがニュースになること自体がおかしい。問題の会社が、「おせち」をまた販売するからと、テレ局がこぞって宣伝してくれる国など世界中探してもない。
世界に冠たる、下らない番組を垂れ流している日本のテレビ局でも、やっていい事と悪い事があるだろう。今回もまた、似たような事が発生したらテレビ局が責任をとるのか?
間違いなく、広告では無く記事として報道していたからテレビ局に責任はないとは言えない。テレビの堕落もここまで来ると、世界に向かって恥ずかしくなる。要するに、庶民は販売する会社にもそれを報道するテレビ局にも舐められている。
国民がバカだから、また懲りずに買ってくれるだろうと言う話しではないのか。テレビ局は、詐欺同然の事をした会社を、当時は散々叩いておきながら手の平返しで今度は宣伝してやるとは一体どういうことなんだ。記事に見せかけながら広告費が入っているのでは?
日本のテレビは、あんな醜態も平気で見せるのか。
by wakamiyaken
| 2014-11-14 13:17
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