【台北=田中靖人】台湾の復興航空GE222便が墜落した事故で、独立機関「飛航安全調査委員会」は24日午前、事故現場の離島・澎湖諸島馬公に調査員を派遣し、事故原因の調査を開始した。台湾当局は同機の飛行状況などを記録した「ブラックボックス」をすでに回収しており、解析を急ぐ。
復興航空によると、乗員・乗客58人のうち、死者は48人、負傷者は10人になった。死者の2人はフランス人で、残る死傷者56人は台湾籍。台湾当局は外交ルートを通じてフランス政府に通知した。同機は墜落時、空港付近の民家約10軒に相次いで衝突し炎上した。残骸が周囲に飛散しており、捜索作業は難航しているもようだ。
事故原因については、雷雨の影響で墜落したとの見方が強まっている。ただ、報道によると、同機は過去2回、火災事故を起こしたことがあるといい、当局で関連を調べている。
同機に搭乗していた乗客の家族も同日午前、復興航空が準備したチャーター機で馬公に向かった。
筆者は、羽田空港を危惧している。あまりにも、国際便が増えてダイヤが過密になっている。それでなくても、そんなに広い飛行場ではない。
経済重視、利益重視がとんでもない事故に結び付く可能性は否定できない。
羽田の場合は、過去にも大きな事故が起きている。もつとも、操縦士の人為的な逆噴射事故もあったものの、決して油断はできない。
筆者は、海外に行く時は自宅から羽田が近いものの、わざと成田を利用している。羽田は、あまりにも過密な状況で危険だからなるべく羽田は使わない。
筆者の、霊感が当たらないことを祈るしかない。