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国民の、民度の低下が止まらなくなっている。ほとんど、末期症状。消費税が上がり、政府が約束違反をしても逆に支持率がアップしている。
この現象は、どう理解したらいいものか。民度が低くなっていること以外は考えられない。 先日、テレビの馬鹿番組が民度の低下を招いていると書いたが、テレビでだけではなく、ラジオもNHKは民放に劣らず(むしろ民放の方が良いのもある)酷い番組を垂れ流している。 ラジオ日本に、「大人のジャズタイム」という秀逸の番組がある。あのような良い番組は、NHKでは作れなくなった。 筆者に言わせれば、戦後最悪の内閣が消費税を上げても支持率は逆にアップする有様は、どう考えても理解できない。 先述した、約束違反とは、ガソリンも温暖化対策と称して上がる。社会保障の負担も増え、70歳~74歳の医療費の自己負担1割から2割になる。そして。国民年金や厚生年金の支給額も減る。一方で、遺族年金は、支給対象を母子家庭だけではなく父子家庭にも拡大。対象者に配慮して票の獲得に励んでいる。 安倍現総理が、民主党の野田前総理と消費税の話を決めた時、身を切る改革を行うことで双方納得して消費税の値上げを決めているが身を切る改革は無視。 身を切る改革は、何も進んでいない。それをマスコミは何故か問題にしない。日本のマスコミは、政府とグルなのか? 確か、国会議員の定数も削減するはずだったが、その話はいつの間にか聞かなくなっている。やりたい放題とはこのことではないのか…。 消費税が上がる前に、と買い物に走った庶民の愚かな姿を見ていると末期症状に見えた。買いだめをする暇があったら、権力に対して少しは反抗する気構えだけでも見せて欲しいが、庶民のインタビューをテレビで見ていると、総理の顔に似てだらっとした顔ばかり。 まるで緊張感がない。中国の李鵬が「日本など20年もすれば地球上から消えてなくなる」と発言したその20年に後1年数カ月。李鵬の発言が現実になりかねない。 台湾では、大学生たちが大規模なデモを行って政権に対峙している。しかるに、日本はどうなのかと言えば、テレビの人気番組が終了するということで若者たちが馬鹿騒ぎ。 生きているのか死んでいるのか、分からない若者が増えた。ネットでは、物陰に隠れて鉄砲を打つようなことばかりやっている。 筆者にも、それをやったのがいて「物陰に隠れて鉄砲を打つような真似はするな。文句があったら本名を名乗りメールをよこせ」と書いたが。勿論メールなどする勇気もない。 少しは、台湾の学生たちを見習って欲しいが、そんな気概など全く失っているのが今の日本人であることは間違いない。 消費税を上げるならば、政党助成金は廃止するべきなのに全くそのような話は無い。マスコミもそれを言わない。 この国は、国会議員によって崩壊するだろう。李鵬が予言した20年まで、後1年数カ月。本当に、この国は地球上から消えてなくなる可能性がある。 懲りもせずに、原発を再稼働し、原発も輸出すると言う。気は確かなのかと言いたい。日本のマスコミは、中国や韓国の声だけではなく、海外の日本批判の声を、国民にもっと知らせる責任があるのに、やたら、韓国、中国による日本批判の声だけを伝えるのは何故なのか。 フランスやイギリスなど、知性ある国の日本批判の声をマスコミはしっかりと伝えて欲しい。 日本人も、昭和の40年代頃まではもう少し知性があったし、常識も備えていたものだが、どうしてこうなったのか? テレビや、ラジオで繰り広げる馬鹿番組の影響が大きい。
by wakamiyaken
| 2014-04-01 09:20
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