写真は助手の大五郎
by ken
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昨日の『東京新聞』によれば、就活失敗による自殺が急増している。この現実は、看過できない問題であって政府は一体何をしているのかと疑問を感じてならない。
将来ある若者に、希望も与えらることもできず、この国は一体どうなるのか? どうするつもりなのか。オリンピック開催など何のプラスにもならないのは明らかなのに、浮かれて馬鹿騒ぎしている。若者たちに、希望を持たせる社会を構築することが先ではないのか。
西洋の博打を綺麗ごとにして、カジノを解禁しようとしている。とんでもないことで、それよりも若者たちを真っ当な仕事に就かせることを考えなくてはならないのは明らか。
就活失敗による、「学生生徒の自殺」22010年ー男性46人、女性7人。2011年男性43人、女性9人。2012年男性50人、女性4人。この自殺者の数は異常。
オリンピックだ、リニアだと馬鹿騒ぎしていても何の意味も無い。この現実をしっかりと認識してほしい。
自殺対策に取り組むNPO法人「ライフリンク」によれば、学生120人にアンケートした結果「本気で死にたいと考えた」事がある学生が26人もいた。
経団連も、一体何をやっているのか極めて疑問を感じてならない。古色蒼然とした組織が、今でもこの国を操り政治家に対して自分たちの得することしかやらせない。
この国の経済が発展を続けられたのは、終身雇用ではなかったのか? 何でもアメリカの真似をした結果、若者たちに与えるのは失望だけとなってしまった現実がある。
若者たちの、社会や企業に対する不信感はどうにもならないところまで来ている。
学生たちのアンケートの回答では「いざという時に何もしてくれない」「正直者がバカを見る」と回答している。その通りなのだから、回答者を責めることはできない。
政治は、上辺を取り繕うのはもう止めた方がいい。若者たちが、いつまでも大人しくしていると舐めない方がいい。これだけ虐げられると、いっかは爆発する。
正社員については「絶対になりたい」「できればなりたい」が97%も占めている。
こうして見ると、何でもアメリカの真似をして日本独特の終身雇用制度を何で捨てたのか、これが疑問になってくる。政治家も財界人も目先のことだけしか考えなくなり、人間を使い捨てにするようになったことがこの国が崩壊寸前になっている原因と見るしかない。
経団連などというものに、いつまでも振り回されている政治家もだらしがない。本物の政治家、本物の経済人が現れないとこの国は間違いなく滅びる。これだけははっきりしている。
by wakamiyaken
| 2013-10-20 12:07
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