写真は助手の大五郎
by ken
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倒産する企業には、不思議と共通点がある。それは「ムリ、ムダ、ミエ」が多くなり、特に必要以上に見栄を張りたがるようになる。それは、会社が危ないと見られたくないから、必死になって見栄を張り、無駄なことに金を使うようになる。
どうやらこの国も、倒産寸前の企業が辿る姿と似てきている。オリンピックがその最たるもので、国が立ちいかなくなるのを隠そうとして、大金をかけてオリンピックで見栄を張る。
筆者には、倒産寸前の企業と良く似た姿に見えてならない。企業も倒産が近くなると、やたらムリしたくなる。ムダなことをやりたくなる。ミエを張りたくなる企業が多い。
それは、経営が危ない内情を知られたくないから、倒産寸前の企業は不思議と見栄を張りたがる。現在は、経済でも他国に自慢できる状況ではない。自慢できるものは無い。
過去には、世界を席巻した電機業界も今では見る影もない。薄型テレビも、10年で10分の1に値下がりしている。05年の薄型テレビの世界のシェアは。シャープ13%、パナソニック10%、ソニーが9%あった。韓国のサムスンが11%あった。
2012年4~6月でサムスンが29%、LGが15%で逆に韓国に大きく差を広げられてしまった。本来ならば、これだけ円安に振れたら電機業界に復活の兆しが見えなくてはおかしい。それが、全く復活の気配すら見えない。
この国は、何か根本的な問題があるのでは……。そうとしか思えない。ブラウン管テレビの時代は、日本のテレビメーカーは他国の追隋を許さない職人芸を持っていた。
シャープとパナソニックは、戦時中の日本が戦艦大和を作ったように、巨大工場を作り操業させた。シャープは、堺工場を稼働09年。投資金額は4200億円。
ここまで来ると、シャープには起死回生の一手など無きに等しい。そして、日本国に起死回生の一手はあるのか? ムリ、ムダ、ミエがやたら目につく現在では、どう考えても無理としか思えない。それは、実態経済が少しも良くなっていないから。
先日も書いたが、タクシーの売り上げが逆に減ってきている。この現実を見ると、景気が良くなっているなどと言う発表は信用できない。
カジノ解禁などという、禁じ手まで使うようになればこの国の未来は厳しい。それだけはっきり言える。この国は、カジノを解禁しなければならないほど、追い詰められているのか。国民を、不幸に追い込んでまでも税収が欲しいのか。
by wakamiyaken
| 2013-10-15 09:07
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