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拙著『TAXI・ニューヨーク』に登場しました、ニューヨークのイエローキャ・ドライバー白石さんが、ニューヨークの情報紙「よみタイム」に連載を書き始めました。彼は、カメラマンとしても活躍してます。
拙著の写真も、白石さんが撮ってくれたものでした。なんと、最近牢屋に入る羽目になったと報告してます。とりあえず読んでみてください。 ついに牢屋に入ってしまった 「jail(留置所)」ってどんな所だろうと、以前から興味があったのですが、ついに入ってしまいました。去年の12月23日、ツーリストでごった返しているタイムズスクエアで、ぺディキャブ(自転車キャブ)とけんかした挙句でした。 ちょうど47丁目のあたり。ものすごい渋滞で、全然前に進まないのに、客を乗せないぺディキャブが、キャブの中にいる僕に向かって「どけ」としつこい。挙句に、僕のキャブのドアミラーをいじって、アングルを変えてしまうんです。 ようやくチョロチョロと車が流れ出して、46丁目あたりで僕のキャブにお客さんが乗ろうとしたので、そのために車を止めると、今度はそれに「どけ」とイチャモンをつける。お客さんが僕のキャブに乗れないように邪魔しようとまでするんです。やっとお客さんが乗ってきたら、また僕のキャブのドアミラーをいじりはじめる。完全に嫌がらせです。 さすがに頭にきて、45丁目の信号で止まったときに車から降りて、ぺディキャブごとひっくり返してやりました。あれってわりと簡単にひっくり返るんです。ぺディキャブのドライバーをなぐるわけにはいかないので、それは我慢しました。 その後キャブの中に戻ったら、そいつ、今度は自分の体だけで僕のキャブの前をブロックしてくるんです。さすがに観光客は「なんだ、なんだ」という野次馬状態だし、警察官がきちゃいました。 僕はお客さんを降ろして、警察官に事情を説明しようとしましたが、聞く耳持たず。問答無用で後ろ手に手錠をかけられ、パトカーの後部座席に押し込まれました。 身体検査をされながら、僕は「あーあ」、警官も「今日は早く帰れると思ったのに」とお互いに愚痴の言い合い。マクドナルドのハンバーガーを差し入れてくれたんですが、それこそ丸出しのトイレがある独房で「臭い飯」を食う気にもなれず。 すぐに釈放してもらいましたが、けんかの元凶であるはずのあのぺディキャブにはお咎めなしというのが腹が立つ。 (白石良一) 牢屋という表現に、古い日本人が出ています。ニューヨークに行くことがありましたら、彼のイエローキャブを利用するといいです。通訳もできますので(勿論、ビジネスなどの間違いが許されないのは別)便利で楽しい旅行ができます。 ニューヨークでは、拳銃で頭を撃ち抜かれたドライバーが何人もおります。客席は防弾プラスチックで遮断されてますが、お金をやり取りする窓から銃を付きつけられます。 ドライバーが、びっくりしてブレーキを踏んだときに引き金を引いてしまうケースが多いようです。以前より治安は良くなっているとはいえ、何といってもニューヨークです。 白石さんも、3度タクシー強盗に遭ってますが、一度はナイフで切りつけられております。しかし、楽しい仕事であることも間違いない。ハリウッドのスターもお客になります。 20年のキャリアのある白石さんは、1週間続けて乗り1週間休むという生活を続けていますが、小さいながらもモーターボートも所有して、休日は釣りを楽しんでいます。 確かに、収入の面では日本は問題にならないほどです。その原因は、タクシーの台数を殆ど増やさないで、行政がドライバーの生活を守っているからです。そこが日本と違います。日本ともうひとつの違いは、チップが15%入ることです。 ポピュリズムから、タクシーを際限もなく増やしドライバーを苦しめた小泉政治は何だったのか、と今でも腹が立ちます。筆者は、小泉政治の亜流の現政権には期待しません。 (注)ベテイキャブとは、自転車の後ろにリヤカーのような客席があり、日本の人力車のようなものです。今ではニューヨークの風物詩となっております。
by wakamiyaken
| 2013-02-14 07:17
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