写真は助手の大五郎
by ken
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衆議院選挙では、最高裁判事の国民審査も行われます。最高裁は、長官と判事14人の計15人で構成されていますが、今回審査の対象は10人です。
この国民審査に関しまして、いつも疑問に思うのは名前を見てもほとんど知らない人たちなのです。これは、よほど法曹界に詳しい人でなくては無理なのは明らかです。
ほとんど、適当に×をつけているのが実情でしょう。国民審査と言うものの、実態は審査などとは程遠いことが当たり前のように行われています。こんな矛盾が、何十年も前から実施されていることに大きな疑問を感じます。ほとんどの人が適当に×を記入することに何の意味があるのか。
やるならば、審査広報をもっと充実させ真剣に審査するべきで、形だけ適当に記入しているのに、国民審査と言われても国民は毎度毎度戸惑うばかりなのです。
ほとんどの国民は、このやり方に疑問を持ちながら選挙のたびに、よく知らない人に適当に記入しているのが実情でしょう。
「憲法の番人」の役割を担っている人たちを審査するのに、ほとんど分からないで審査していることに何の意味があるのかきわめて疑問です。簡単に×をつけられる方もたまったものではない。
ほとんどの国民が、判事を知らないままで審査そのものが形骸化しているのは間違いありません。これが、何十年も変わらずに実行されてきたこの国の仕組みに問題があります。
審査広報には、いとも簡単に経歴や関与した裁判などが記されておりますが、あれをちらっと見ただけで審査しろと言う方に無理があります。
内閣が任命する、最高裁判事の選任過程もよく分からない。信頼度が低い内閣が任命してもいいものかという疑問も残ります。任命そのものが疑問なのに、形だけの審査に何の意義があるのか。
新憲法下で、戦後ずっと続いてきた最高裁判事の国民審査も見直す時がきております。任命段階の透明化こそが速急にやるべき課題と考えます。
by wakamiyaken
| 2012-12-14 07:37
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