写真は助手の大五郎
by ken
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選挙が終わるまでは、どうしても政治の話になってしまう。時には、書くのも汚らわしいと思うこともあるが、この国の進路を左右するので関心を持たざるを得ない。
今や、一億総評論家時代となったが、投票する方も、報道する側も本当に覚悟を持って候補者選びを真剣に考えているか、疑問に思われる事例が多すぎる。
日本の選挙は、ムードに左右されやすいという特徴がある。これは、良い方よりも悪い方に働くことが多い。結局、09年の選挙のように、後でしまったということになりかねない。
今度ばかりは、しまったでは済まされなくなる可能性が高い。内外ともに問題が多い。外交では、領土問題が大きい。対応を間違えると大変なことになる。間違いは許されない。
民主党は、「コンクリートから人へ」これが前回の選挙の最大のウリであった。それがどうなったか? 「東京新聞」の報道によれば、とんでもないことになっている。「脱ダム」が絵餅になり、83事業のうち、中止を決めたのはたったの15事業にすぎない。
無駄な公共事業の、象徴的な事例であったはずのダム事業が八ツ場ダムをはじめとして、続々推進されている。北海道のサンダルダム。福井県の足羽川ダム。など次々と推進されている。
有識者会議が判断を保留しているのは、島根県の2事業で23事業は追認した。検証の対象となった、ダムの総事業費は5兆円。中止分は、たったの4500億円。こんな実態を知る必要がある。有識者会議とは何のか。権力の飼い犬の集まりなのか。
「コンクリートから人へ」などというキヤッチコピーが、どれだけ有権者を惑わしたか、これだけとってみても分かる。こんな体たらくなのだから、有権者の覚悟が必要になる。
そもそも、こんなどうしようもない滅茶苦茶な国になった最大の原因は、自民党の長期政権がもたらしたものではなかったか? 忘れやすい日本人は、すでにそのことを忘れかけている。マスコミでは、自民党の政権奪取は既定事実の如く報道されている。
公共事業に、湯水のごとく税金を使い続け財政破たん状態を作り出したのはどこの党だったのか。選挙後には、中止の事業が復活される可能性が高い。今こそ有権者の覚悟が問われる。
政権交代後の、離党者は100人を超えている。こんな国はない。例えばアメリカで、民主党から共和党に移る議員などありえない。当然のことで、そんなのは有権者が許さない。
日本では、それが日常茶飯事で普通に通用している特異な国なのだ。日本だけで通用する、泥船から逃げ出すネズミとか、政党を渡り歩く渡り鳥。これは、有権者にも責任がある。
有権者に、覚悟がないから泥船から逃げ出すネズミや渡り鳥が大手を振って歩くことになる。今度の選挙は、それなりの覚悟を持って投票したい。この国に残された時間は少ない。
by wakamiyaken
| 2012-11-24 05:24
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