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共同通信が3,4日実施した世論調査によると。野田内閣の支持率は17.7パーセントと急落している。筆者に言わせれば、まだ17.7パーセントもあるのかと思いたい。
ことは、国家の存続にかかわってきている。一日として今の内閣に任せておけない。消費税の増税もさることながら、国家の根本が揺らいできている。自民にも失望しかない。 断末魔の様相を呈している、現政権を倒すこともできないでいる。3党合意とは一体何だったのかということになる。野田政権の失政に手を貸した罪はどうなる。知らぬ存ぜぬでは通る話ではない。自公は、最愚内閣に手を貸したという事実は消すことはできない。 民主も、自公も経費削減には背を向けて増税に走った。はっきり言えば、自公も民主党と同罪である。今頃になって、知らぬ存ぜぬは通用しない。 野田政権は、沖縄の離島で行われる予定であった、自衛隊と米軍の訓練を阻止して中止に追い込んだ。こんな馬鹿なことは許されない。米国に、反発している筆者でも許すことはできない。キャンベル国務次官補が「理解しかねる」と強い不快感を示した。当然である。 岡田副総理が、中止に追い込んだと言われているが、国家のことよりも、実兄が中国で経営する会社の利益を優先して考えたのか、と言われても仕方がない現実がある。 はっきり言えば、売国奴内閣と言っても過言ではない。解散に追い込めない自民党もいかがなものかと思うが、これが弛緩した日本の現実で、どうしようもない状況に国民に絶望だけが残る。 最低(鳩山)、最悪(管)、最愚(野田)と続いた民主党政権は日本を壊した。それに手を貸したのは自民党でもある。谷垣前総裁と公明党の罪は軽くはない。増税に走る前にやることがあったはずである。削減策の話は何も進んでいない。3党で国民を騙したのか。 石原新党に期待していたが、維新にすり寄る姿を見ているうちに失望に変わりつつある。まるで、チンピラに擦り寄る総長である。何があっても、総長がチンピラに擦り寄ってはいけない。誇りを失えばすべてを失うことになる。 基本的なことは、どうでもいいのであれば国民はついていけなくなる。TPPもどうでもいいのだろうか? 肝心の部分があいまいのままで、一緒にやろうというのであれば完璧なまやかしになる。 筆者は、維新の会には最初から期待していないが、もし維新の会から大量の当選者が出た場合、カジノを解禁するのか。その場合、パチンコはどうするのかという問題がある。パチンコをそのままにしてカジノを解禁した場合、この国は破滅するだろう。 現在の状況からすると、維新の会は関東から北ではそんなに伸びないと見る。東北の人間は、パフォーマンスに走る人間を嫌う。橋下氏は、関東から北では好かれない。大坂周辺限定となる可能性が高い。 石原新党は、維新の会にすり寄るよりも独自の存在感を示して堂々と戦うべきである。維新の会にすり寄っていては、支持者を逆に減らすことになる。起死回生の一手は、パチンコ禁止を掲げるしかない。 石原新党は、意外なことに女性の支持率が高い。男性の35.0パーセントが「期待する」と回答したのに対し、女性は45.0%で女性の支持率の方が高いのは、パチンコ禁止に期待しているのが反映されている。パチンコに嫌悪感を持つ女性が多い。 それにしても、この絶望感は何だろう。期待できる存在がいない。国情はますますレットラインに近付いている。
by wakamiyaken
| 2012-11-05 05:18
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