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昨日、報道番組で脱法ハーブの自動販売機が堂々と店の前に出ていたのを見て驚いた。何とさらに驚いたのが、店の経営者が取材を営業妨害だとして警察を呼んだことである。まるで、警察行政をなめている。見れば、リサイクルショップのような店であった。
日本は、違法薬物に対してガードが甘すぎる。いつも不思議でならない。最近では、低年齢層にまで違法薬物が浸透してきている。パチンコ同様に、被害は拡大する一方なのに本気で取り組んでいるのか、と思えるほど麻薬取り締まりの人員も少ない。 政府の広報費は、200億円以上ありながら、違法薬物に対する警告が少ない。政府の取り組みの甘さは、一体何からきているものなのか、これが不思議でならない。薬物に汚染されているのは、何も芸能人だけではない。パチンコは未成年はできないことになっている。 しかし、実際は見た目で判断するしかない。高校のころからはまっていたという人が少なくない。違法薬物の場合は、中学生にまで及んでいる。日本人の特性として、何でも高をくくる傾向がある。大したことではない、とタカをくくっているうちに、パチンコのように大ごとになる。 そもそも、違法薬物と言っても多くの種類があることさえ認識していない例が多い。依存症という面ではパチンコと共通点がある。薬物乱用の傾向としては、世界的なものではあるが、その中でも、特に日本はあまりにもガードが甘く、罰則も軽すぎる。 乱用される薬物も、種類が多くなり、少ない人員では対処できないのに、人を大幅に増やすという話もない。真剣に取り組むという姿勢が感じられない。日本でも、現在は第3次薬物乱用期と言われている。社会的に安定していない、このような時代にはますます増える。 特に、失われた20年と言われ、閉塞状況が続き平穏な毎日を送りたくても送れない現実から逃避するために薬物に走る傾向もある。一度、薬物で心身が解放されると病みつきになるという。現在のように、社会的にも、政治的にも不安定な状況が一番危ない。 若年層に関しては、最初は単なる好奇心から始まるケースが多い。やはり、社会が安定している国では、薬物の被害も少ない。日常的なストレスも影響しているのは間違いのない事実である。かってアメリカでは、コカインが安全であるという神話があった。 それが引き金になって、コカインが蔓延した一因になっている。だから、現在の脱法ハーブの放置は、大変危険なことなのである。不安要素が多い時代背景といい、薬物に対する甘い取り締まりと言い、年間20兆円がパチンコに消えている問題もある。 麻薬も、多くの種類があることもあまり伝わっていない。戦後間もなくは、ヒロポンが流行したことがあった。あの頃は、薬局でも買えた時期もある。同じ薬物でも、ケシから採れるアヘン。コカからつくられるコカイン。さらに大麻などがある。 ケシから作られるモルヒネは、存在価値は高く医薬品として使われている。大別すると3種類に分けらられる。ケシからとれるアヘンアルカイド系麻薬(モルヒネ、ヒロイン)。コカの葉からとれるコカアルカイド系麻薬の(コカイン)。科学的に合成される合成麻薬(LSD)がある。 大麻は、「大麻取締法124号があり、覚醒剤は「覚せい剤取締法」で、シンナーやトルエンは「毒物及び劇物取締法」で規制されている。また、向精神薬は、麻薬及び向精神薬取締法で規制され、乱用の危険度によって第一種、第二種、第3種に分類されている。 薬物依存と、パチンコ依存症は共通点がある。それは、強固な依存症に侵されるということである。薬物依存の場合は、精神的な依存だけではなく身体的な依存も表れる。身体的な依存まで進むと、誰も止められなくなる。パチンコ依存症でも誰も止められなくなる。 薬物の場合、薬物を手に入れるためには簡単に犯罪に手を染める例が多い。パチンコ依存症でも、堅い仕事に就いている警察官でも、教師でも、犯罪行為に走る例が後を絶たないのは、依存症という病気だからである。本人の意志の弱さで片づけても解決しない。 薬物でも、パチンコ依存症でも、本人の意志の弱さで決めつけては解決しない。病気に追い込む原因を追及して、もとを断たなくては解決しない問題であることを認識してほしい。たまに、空港などで大量の麻薬の持ち込みで捕まるが、あれは、ほんの一部と見た方がいい。 捕まるのは、一部の例で大量の麻薬が日本に入ってきていると思うべきである。パチンコ依存症と麻薬によって、この国は蝕まれてきていることを知るべきである。この国に残された時間は少ない。このままで推移すると、手遅れになりかねない。
by wakamiyaken
| 2012-06-24 10:51
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