写真は助手の大五郎
by ken
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福山のホテル火災で、実感することは監督官庁は一体何をしていたのかということである。事故後に、多くの不備や欠陥があったと役所では発表している。ならば、何で営業停止にしなかったのかという疑問が残る。
日本の役所は、業界のためにあると言われても仕方のない実態がある。霞が関の役所は、利用者である庶民の方を向くことをしないで、業界の味方をしていると言われても仕方のない姿がある。
かなり前に、処方箋薬局で健康保険の提示を求められ(当時は提示する必要が無かった)、病院でもないのに何で提示を要求するのかということになり、言い争いになり厚労省に連絡したら、薬局をかばってばかり。
筆者が文句を言ってから、今では処方箋薬局でも健康保険の提示を求めるようになった。ならば、最初から統一していればよかっただけの話しである。一事が万事、日本の役所は、庶民の方を向かずに業者の味方である。
今回の、福山市のホテル火災にしても、あれだけ多数の欠陥があるホテルをなぜ営業を続けさせてさせていたのか、結局役所は業界には何かと便宜をはからってやる体質は変わっていない。その原因は何なのか?
業界による接待などが行われていないか、そこまで追求する必要があると思う。これだけ、人災と思える事故が多く発生しても、いつもそのときだけ騒いでまた次の事故が発生するの繰り返しでいいのか。
今回は、経営者が「自分自身が消防から指摘を受けた記憶はない」と発言している。八幡平の熊牧場の事故にしても、県の方では事故前に注意していたと言っているが、その事実は無いようだ。
マスコミは、肝心のことを報道してもらいたい。面白おかしく伝えることに主眼を置かないでほしい。役所の怠慢による人災が多すぎる。これでは、被害者は浮かばれない。被害者は、国にも損害賠償を請求したらいい。
関越のバス事故も、監督官庁である国交省の責任も大きい。あれだけの出鱈目な経営を野放しにしていた責任は問われるべきである。役所の責任を問われないのであれば、無法国家ということになる。
煎じつめれば、野放図で出鱈目な規制緩和が全ての元凶であるのは間違いのない事実でもある。人命に関係する仕事は、簡単に規制緩和をしてはいけなかったのである。
多分これからも、人災による事故は続くであろう。根本的な問題が、追及されていないから何も変わらずにこれからも事故は発生すると思われる。そして、事故の後で不備な点を指摘していたと役所は発表するのだろう。
この国は、何も変えることが出来ず、何も変わらずに同じ間違いを繰り返しながら、滅びを待つことになるのか? 政治家も、官僚も、庶民の方を向かずに業者の方ばかり向いている国に未来は無いと知るべきである。
by wakamiyaken
| 2012-05-18 07:25
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