国会議員の、定数削減が論議されている。筆者は、定数削減もさることながら資質の問題をもっと真剣に考えるべきではないかと思う。
その点、民主党が際立ってお粗末すぎるから支持率が急落するのも仕方のないことで、庶民が目を覚ましたということなのだろう。
“ぶってぶって”のねえちゃんとか、女子プロゴルファーの親父(離党したようだが)とか、柔道のねえちゃんとか、枚挙にいとまがない。小沢一郎氏の大罪は、人を見る目がなく、新人議員たちは員数合わせとしか見ていない点にある。あまりにも新人を選ぶのに杜撰過ぎる。国民を馬鹿にしている。
問題の本質は、国会議員の質の低下にある。勿論、民主だけではない。自民もそれは言えることで、プロレスラーから女子アナのねえちゃんまで、民主党を笑えたものではない。
質の低下が、国会の混乱を招いている面も否めない。
少なくとも、イタリア以外はこんなバカな新人の発掘はしない。本当に国家の事を考えているならば、女子プロゴルファーの親父とか、“ぶってぶって”のマゾのねえちゃんを国会議員にはしない。小沢氏のようなボスが、お前たちは俺の言うことに賛成していればいい。これでは、先進国とは言えないのでは…。
定数削減は、勿論実行してもらうとしても、問題の本質は国会議員の質の低下にある事をもっと問題視するべきではないのか。筆者は、無所属で頑張っている議員を応援したい。自分が一匹狼だからということもあるが、
無所属で頑張ることは強い信念がなければ出来ないことである。
沖縄の、糸数慶子議員は、無所属でカジノ解禁に反対して立ち向かっている。寄らば大樹の陰は、政治を志す者には止めてもらいたい。強い信念で、国民の為に命を捨てる覚悟のある人だけが国会議員になる資格があることを忘れてもらっては困る。
首相は、むしろ無所属の人がなるべきではないのか。派閥均衡で素人の大臣を量産しても、国の破滅につながるだけである。それを、野田内閣が証明した。素人ばかりを大臣にしている。
一度、無所属から総理を出してみてはいかがだろう。
定員削減と同時に、国会議員の質の向上に励んでほしい。質の向上こそが先に取り組むべき課題ではないのか、と言いたい。