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埼玉県警監察官室は、2日、後輩の財布から現金を盗んだとして、埼玉県警警備部機動隊の男性巡査(26)窃盗容疑でさいたま地検に書類送検し、発表した。男性巡査は同日、停職3ヵ月の懲戒処分をを受け依願退職した。
送検容疑は、8月24日と9月2日、朝霞市溝沼の県警独身待機寮で、後輩の財布から2万7000円を盗んだとしている。監察官室によると、「パチスロにハマり小遣いが足りなくなった」と供述しているという。監察官室は「県民の皆様に深くお詫び申し上げる。再発防止を図っていく」とコメントした。 新聞記事を、忠実に再現したが、この事件の問題点は多い。最初に指摘したいのは、よくパチスロにハマったという事実を公表したことである。それも、警察官がハマった事件なのに、パチンコ(パチスロ)が招いた事件である事を公にしたことは評価できる。 今までは、所轄によっては、一般人の場合でもパチンコで引き起こした事件を、パチンコを表に出さないように配慮して発表する場合もあった。その点では、埼玉県警の潔さは悪くなかった。やはり、パチンコに対する世間の見方が厳しくなってきているので、隠しきれなくなっているのも事実であろう。 大阪の、パチンコ店での放火殺人事件は死刑の判決が下ったが、最後までパチンコ依存症という発言は聞き出せないままで終わった。これが不思議でならない。大阪の裁判を友人が傍聴していたので、一部報告したい。 「裁判の傍聴1回目は、10月8日の第8回公判で、この日は、被告を精神鑑定した医師の証人尋問が行われていました。統合失調症や覚せい剤による持続慢性的な精神疾患についての証言でした。 傍聴2回目が10月31日の第15回公判で、被告に対して死刑判決が言い渡された日でした。この日は、傍聴席は抽選となりましたが、運よく引き当てました。 判決は、求刑通り死刑が言い渡され、絞首刑についても憲法違反ではないという裁判官の発言でした。しかしながら、50分間にわたって裁判長が裁判所が認めた事実を読み上げたのですが、被告が、なぜパチンコ店を放火したかについては、はっきり言及しませんでした。 「出来るだけ多くの人を殺すために、人がたくさん集まっている日曜日のパチンコ店を放火の対象とした」としか裁判官は述べておらず、被告が放火先になぜパチンコ店を選んだかについては、十分な審理がなされた公判であったかという点において疑問が残る判決であった。 多くの人を殺したいのであれば、パチンコ店よりももっと人が多く集まるところもたくさんあると思いました。それと、もう一つ疑問に思ったのは、被告の犯行当日の行動です。 事件直後の報道では、被告は午前中に犯行現場となったパチンコ店で負け、一旦家に帰り犯行を決意し、ガソリン等を用意した上で、夕方犯行に及んだと報道されていましたが、判決要旨では、被告はお昼頃に起床し昼食をとった後犯行を決意し、14時頃からガソリンを用意して、夕刻犯行に及んだとなっていました。 事件直後の報道に誤りがあったということになりますが、犯行当時の行動にこのような大きな違いが生まれると言うことは疑問に感じます」これが、友人から届いた傍聴の感想です。 個人的な意見としては、そもそも、パチンコの換金が法に触れているのははっきりしている。パチンコで負けた問題に触れると、換金に言及しなければいけなくなるので、警察発表もあえてその点を避け、裁判所も、その点に触れないように配慮した判決ではなかったか、と思えてならない。大金を負けていたとは、裁判で公にできない権力側の事情がある。 もしそうだとするならば、われわれ国民は誰を信用したら良いのか、裁判官も信用できないのか、と言うことになりかねない事件である。 この事件の闇は深い。国家が法律違反を見逃している現実を公にしたくなくて、この判決に及んだとするならば大変なことである。実は筆者も、被告に対して、判決が出る大分前に接見を試みたことがある。担当弁護士は分かったものの、未決の事案なのでということで、弁護士とも会えなかった。 大阪の、パチンコ店放火殺人の判決をどのように捉えるか、皆さまのご意見をお聞きしたいと思っております。
by wakamiyaken
| 2011-12-03 08:37
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