読売巨人軍の、内紛が話題になっている。巨人軍も、ここまで堕ちたか、というのが正直な感想である。問題は、渡辺会長にあるのははっきりしている。
これほど、老害という言葉が、ピッタリ当てはまる人も少ない。今の日本で、老害の言葉が一番似合う人であろう。
このような人物が、大マスコミの一角のトップに君臨していられる日本という国はおかしい。ことは、野球だけではない。
政治にも口出しして、大連立を画策したりしている。それをまた、誰も止める人もいない。何とも、不思議な国としか言いようがない。
少なくとも、大マスコミのトップともなれば外国では品性が一番先に要求される。その点、この国では品性よりも、権力の力を振り回す人間が我が物顔で闊歩し、それを誰も止められない。不思議な国である。少なくとも、
人の上に立つ人間は、品が無くてはいけないと思う。
自分が最高。俺の言うことは間違っていないという思いだけが強い人は、人の上に立つべきではない。中小企業ならば、影響力が限られるからそれでも許される。
少なくとも、販売部数トップの読売は公の存在である。渡辺商店ではない。
何故かこの国では、大企業でも〇〇商店が多すぎる。それでも、創業社長ならばまだ許せる。サラリーマン社長が、創業社長のごとく振るまい、権力を振り回すのはいかがなものか? あまりにも、日本的な姿で、
外国では許されない。そんなことをしたら、一日として任にとどまることはできないであろう。
オリンパスの問題しかり、日本という国は、どうなっているのかと疑問を持つ事例が多すぎる。それにしても、新聞の販売部数がトップの新聞社が、
個人商店よりも酷いワンマン体制が長年続いていて、それを誰も阻止できないでいる姿に、この国の実態が凝縮されている。
羊のように大人しい国民性は、一握りの狼たちによって好きなように食い散らかされている。これが、この国の実態ではないだろうか? もう羊の生活から立ち上がる時が来ている。
一握りの狼たちによって、この国かいつまで経っても一流になれないでいる現実がある。
「狼生きろ豚は死ね」という言葉は、昭和の時代までである。現代には、老害と狼は不要の時代となっている。この国も、もう変わらなくてはいけない。
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