4日、信号トラブルを起こした東京メトロに、関東運輸局は文書で警告を出した。ちよっと待ってくれと言いたい。
信号トラブルを何度も引き起こし、国民を愚弄しているJR東日本には、一度も警告していないのはどういうことなのか。どう考えても納得がいかない。
東京メトロには、天下っていないから直ぐに警告書を出し、天下りを引き受けているJR東日本には、どんなに弛んでいても警告書を一度も出さない。東京メトロには、その日のうちに警告書を出した。なんとも、役人根性丸だしの姿である。
そもそも、最近やたら文書を手渡す行為をテレビで放映しているが、あれは一体何の意味があってやっているのか? パフォーマンスにしてはくだらな過ぎる。
文書を手渡すのを見せて、何の価値があるのか。諸外国では、あんな馬鹿らしいことを見せることはしない。
明治時代でも、あんな馬鹿らしい行為はやらないだろう。文書を手渡すのにテレビカメラを呼んで馬鹿らしいと思わなくなっている。そこまでこの国は弛緩しているのである。下らないパフォーマンスをやる前に、やることがあるはずである。呼ばれて、のこのこ出かけて行ってカメラを回すマスコミもどうかしている。
まともな国ならば、テレビ局は下らないパフォーマンスに来てくれと言われても行かないだろう。国土交通省=関東運輸局は、JR東日本には弱く警告書すら出せないで、東京メトロには、テレビカメラを呼んでその日のうちに警告書を出した。
警告書なるものが、どんな価値があるものなのか。この国は、明治時代よりも後退している。大げさに、テレビカメラの前で文書を手渡す行為をやたら多く見かける。
最近多くなった、大臣がしたり顔で文書を受け取るシーンを見ていると、一体何をやっているのかと愕然とする。
真心のない、パフォーマンス国家は止めてもらいたい。民主党政権になってから、この手のパフォーマンスが多くなっているのは何を意味するものなのか…。東京メトロに、その日のうちに警告書を手渡すならば、
何度も信号トラブルを発生させているR東日本はどうなんだ、と言いたい。