例によって、
日本の大手マスコミは、前原氏を盛んに持ちあげている。毎度まいど、同じ光景である。人気があれば持ちあげる。肝心の批判はしない。持ちあげるだけである。筆者は、管総理よりも危うさを感じている。同志として働いて、ついには自殺に追い込まれた、永田氏の墓参りにも行っていないそうである。
少なくとも、かつては同志として働いた人間の墓参りもしていないということであれば、人間としての信頼性に疑問を持つ。人間としての、根本的なことが疎かにされているのであれば、一国のかじ取りを任せられないのは当然のことである。
日本のマスコミは、人気さえあれば持ちあげる。そして、当選させたのちに失政を大叩きする。なんで、分かっていることだけでも国民に伝えて注意を喚起しないのかこれが不思議でならない。直接選挙ではないから、伝えてもしょうがないと思っているのか?
大マスコミが伝えないことだけでも、かなりある。かつての同志であった男の墓参りに行かないとか、暴力団幹部との付き合いとか、北朝鮮へ行ってきたこととか、大マスコミが伝えないことがあまりも多い。些細なことではない。かつての同志が、自殺に追い込まれている。
少し前にも書いたが、筆者は、松下政経塾の出身者は誰一人として支持していない。その根拠は、養殖魚だからである。大海を泳いで育った魚でないからである。自分の野望を、達成するためだけに邁進してきた男たちだからである。
野望を持つことは否定しない。大いに持つべきであるこ。しかし、弱者に対する思いやりに欠けるようであれば、本末転倒で許せるものではない。最近の政治家に欠けるものは、庶民に対する思いやりである。、
田中角栄が、今でも根強い人気があるのは、庶民に対する思いやりだけは常に持っていた。
見た目重視のトップ選び、マスコミの姿勢は問題がありすぎる。
選挙が終わって当選するまで、負の部分は何故か国民に伝えない。当選してから、あれもあるこれもあったと騒ぐ。これはどう考えていもおかしい。選挙前に、しっかりと国民に伝えるべきことは伝えるのは当然の職務ではないだろうか?
国民世論が動けば、直接選挙ではないものにしても、民主党議員の投票行動にも影響が現れるはずである。大マスコミは、前原氏の負の部分をしっかりと国民に伝える義務がある。
夕刊紙だけが真実を伝え、大マスコミは、こぞってよいしょするという構図はどう考えても理解に苦しむ。
当選してからでは、遅いことが沢山ある。総理不適格者を持ち上げて当選させ、また国民を不幸に陥れるとするならば、大マスコミの責任は重大なのである。
多分、当選しても短命で終わる確率は高い。はっきり予言できる。それでは、日本は世界から相手にされない。すでに相手にされなくなってきている。
どうする。どうなる。この国は。