元厚労相の舛添洋一氏が『週間現代』で指摘していたが、人命軽視の実態が明らかになっている。舛添氏によれば、献身的に働いている作業員の人達を見殺しにしようとしているというのである。人の命よりも、内閣の延命が先なのか?
作業員が、大量被曝した場合に備えて「造血幹細胞の事前採取と凍結保存」をするべきだ、と舛添氏は強調している。沢山の放射線を浴びた場合、前もって採取しておいた造血幹細胞を移植すれば、回復、延命する可能性があるという。世界でも、標準的な治療法だそうである。
この処置をするには、4~5日の入院が必要だが、虎ノ門病院では1泊でも可能だという。その手間を省いて、人命を軽視しているとするならば、問題である。菅総理と政府が拒否している理由は「原子力安全委員会」がその必要はないといっているから、という理由だという。
そもそも、「原子力安全委員会」が正常に機能していれば今回の事故はおきなかったはずである。いまさら、その組織の言うことを信用してくれというほうにムリがある。舛添氏は、国家的な難局を収束させようと努力している人達の命を何だと思っているのか、と発言しているがその通りである。
今回は、舛添要一氏を見直した。民主党政権の決定的な問題は、菅総理に、人命を軽視する姿勢が見えることである。人命よりも、政権の延命を優先させるのであれば、とても、1日も政権を任せておくわけには行かないのである。
この期に及んでも、現内閣に20.5%台の支持を与えるこの国の国民は理解できない。最近は、分けのわからないことが多すぎる。人命軽視内閣に20.5%の支持を与える、不思議な国である。この国は、滅びるまで目が覚めない国なのかもしれない。
どうする。どうなる。この国は。