今日の(17日)新聞報道によれば、津波が到達する前に、非常用の冷却装置が手動で停止していたことが分かったという。16日に公表した初期データーから分かったということは、なんとも理解できかねる。何で情報を小出しにするのか?
情報を小出しにするということは、刺激を和らげようとしているのか、それとも、隠しきれなくなって出してくるのか。こうなると、東電と政府を益々信用できなくなる。もっと重要な情報が、まだ伝えなれていないのでは、と思うのは普通の感情ではないだろうか。
それにしても、時間が経てば経つほど、人災の様相がハッキリしてくるが、東電の広報は相変わらずである。妙にしらけている。アノ姿を見ると反省などしていない。取りあえずは、時間か解決してくれると高をくくっている姿である。
新聞各紙で、東電を徹底糾弾した記事を見ることはない。週刊誌では、徹底糾弾している記事を見ることはある。この違いはどこから来ているのだろう。大手マスコミは、東電から毎年接待旅行の恩恵を受けているからなのか?
その週刊誌も、パチンコの問題になると口をつぐんで糾弾できないでいる。日本のマスコミは、いったいどうなっているのか、あまりにも理解できない点が多すぎる。