昨日の続きになるが、日本のマスコミの報道に関して、最近また変なことがおきている。死者が何人も出て事件になっている、焼肉店「焼肉酒家えびす」のことである。4月18日放送の、日テレの伸介の番組「人生が変る1分間の深いイイ話し」で問題の焼肉店をベタ褒めしたというのである。
これは、焼肉店とのタイアップ企画ではないか、と疑いをもたれても仕方が無い放送であった。これほどの問題を、マスコミはほとんど報道していない。日テレに遠慮したとしたならば、ことの重大さが分かっていないのではないかと思えてならない。
少なくとも、死者がでているのである。伸介の番組に煽られて、焼肉店を訪れた人も少なくないだろう。それなのに、マスコミ各社が報道を控えているのであれば、こんなふざけた話しはない。少なくとも、日テレの責任は問われなくてはおかしい。
それから、小泉の息子の不倫も報道されていない。こんなものはどうでもいいが、少なくとも、焼肉店を日テレの番組で持て囃した件は、追求されるべきである。昨日は、この国では大変なことが進行していると書いたのは、マスコミが、伝えるべきことを隠す事があることを指摘したかったのである。
それにしても、政治家と警察官僚と、マスコミに守られているパチンコ業界とは一体何なんだろう。