スポーツ選手もタレント候補と同じだが、今回の参議院選挙は、タレント候補の乱立の様相を呈している。要するに、選挙民である国民が愚弄されているのである。国民が、この程度のタレントと同じレベルだと思われているのである。
元ジャイアンツの選手が3人も出ている。これは何を意味するのか? 読売のバックがあるのでは、としか考えられない。それにしても、国民も舐められたものである。野球しか知らない男達が続々立候補している。
勿論柔道も同じことである。選手生活を両立させるとは驚いた。柔道も、政治も随分と軽く見られたものである。タレント候補で、この人ならば政治を任せてみたいという人物はいない。そろそろ、タレントを引っ張り出すのもいい加減にしてもらいたい。
日本の政治のレベルがこれで証明される。あまりにも安易で、軽くて、恥を知らない。国民も、タレント候補をすべて落選させるぐらいの良識を示さないと、一部政治家達に、何時までも馬鹿にされ続ける事になる。「国民のレベル以上の政治家は生まれない」という言葉がある。
国民のレベルを問われるのが、今度の選挙のような気がしてならない。