鳩山内閣の支持率が下落している。当然といえば当然のことである。鳩山総理が毎日ぶら下がりの会見で、これでもか、これでもか、と優柔不断な姿を見せ付けていれば国民の我慢も限界になる。閣僚も、それぞれ自分勝手な意見を述べている有様。
鳩山内閣で、それなりの支持を得たのは事業仕分けだけである。その他は、何一つ具体的に決まっていない。これでは支持率が下がるのも無理はない。正直言って、鳩山内閣には期待していた。それがこの有様である。期待が失望に変わった。
そもそも、民主党は「言わずもなが」や「やらずもなが」が多すぎる。相手が、技をかけていないのに勝手に転んでしまう癖がある。これが理解不能である。言わなくてもいいことを言い。やらなくてもいいことをやって、勝手にずっこける。何とも不思議な党である。
今回の、天皇との会見にしても、最後まで突っぱねればそれで終わったことである。何も、わざわざ自分から波風を立てることはなかった。何はともあれ、民主党政権がずっこければ、国民が迷惑する。被害者は国民なのである。いまさら自民党でもない。もう自民党政治には戻れない。
民主党は、何で自分からずっこけるのか、これが不思議でならない。相手が何もしないのに、自分から転んでしまう。何とも理解不能な政党である。