中川元大臣の死去をテレビで見ていたら、とんでもない発言をする議員がいて驚いた。同じ北海道を選挙区とする町村信孝議員がテレビのインタビューで「可哀想に」と答えていた。人の生き死にに関して、“可哀想に”という言い方は、自分よりもかなり下の人間に対して使う言葉である。又は、全く自分とは関係のない人間に対して言う言葉である。
自民党の幹部と言われる人間が、同じ党の人間の大臣まで経験した人の死去に当たって、“可哀想に”と言う神経が理解できない。こんな輩ばかりいるから、自民党は国民の信頼をなくしたのである。言葉の使い方も分からない男が、自民党の幹部としてふんぞり返っているとは……。
中川氏は、落選してから人の裏を見ることがたくさんあったと思う。人間の醜さも身にしみて感じたことだろう。死んでからも、アンナ無神経な言葉をかけられるとは思わなかったと思う。前総理の麻生さんは漢字を読めないことで失態を演じた。
今度は、言葉の使い方も分からない人間が、自民党の幹部にいたことには驚いた。こんな体たらくでは、自民党が国民の信頼を取り戻すことは難しい。