自民党の旧社会党化が止まらない。最近の自民党を見ていると、昔の社会党を見ているような気がしてくる。民主党のあら探しに明け暮れ、揚げ足取りに夢中になり、ほとんど自分を見失っている。貧すれば鈍するの見本を見ているような気がしてくる。下野する前からすでに野党のつもりになっている。
最近の自民党は、誇りも恥も失っている。人のあら探しは男のやることではない。女性のやることである。最近は、民主党のあら探しに明け暮れ声高に相手を非難するばかりである。一つの組織がここまで落ちるものか、と悲しくなる。今の自民党を見ていると、悲しくなる。情けなくなる。少なくとも以前は、自民党に期待し、応援した時期もあった。今では、自分の中ではるか遠くの昔のことに感ずる。
人間でも、組織でも、落ちるときは落ちる。森羅万象これは仕方のないことである。しかし、そのときの態度でその後のことが決まる。あまりにも見苦しい態度をとり続ければ、再起は難しくなり、人々から忘れられた存在になる。人間でも、組織でも正念場はある。土壇場で潔い姿を見せるか見苦しい態度を見せるかてその後が決まる。
今の自民党を見ていると、見苦しい姿のオンパレードである。マニフェストに10年後のことを書くのも常識外で、1年後のことも分かりにくい時代に、10年後の話しをすること事態常軌を逸している。そもそも、マニフェストは、任期期間の4年間でどうするかの話ではないのか? 自民党は完全におかしくなっている。