東京都議会選挙で自公が過半数割れした。当然の結果である。国政での自民党の醜態をあれだけ見せ付けられては、都民も怒りが沸騰するのは当然のことである。衆議院選挙も、いくら先延ばししても事態は悪化するばかりで好転することは考えられない。
国政での自民党の醜態を見るにつけ、何で何十年も自民党が支持されてきたのか不思議でならない。こうなれば、もう誰も止められない。衆議院選挙でも自公はボロ負けするだろう。筆者は、自慢するつもりは毛頭ないが、麻生内閣発足当時当欄で、麻生さんは前の二人よりも惨めな終わり方をすると予言した。
まともな見方をする限り、麻生さんでは失敗するのは目に見えていた。国をおかしくしかねないと思っていた。こんな人間であることは分かっていながら60%以上の自民党議員が支持した。なんで60%以上の自民党議員が支持したかと言えば、国民のことよりも、自分個人のことしか考えていなかったからである。
サミットでは麻生さんが作り笑いばかり見せていた。あの姿を見ていて日本人に生まれてこなければ良かった、と思ったほどである。日本は、政治は3流、経済は1流と長年言われてきた。政治は3流どころか4流となり、経済も3流に落ちた今、この国はどこへ流れていくのか…。
アンちゃん風の知事二人に振り回される自民党の醜態は、見ていても失望どころか怒りさえ感ずる。