橋下知事が民主党と自民党を訪問した。しかしテレビで見る限り、民主党を訪問したときにはふんぞり返っていたが、自民党を訪問した時にはぺこぺこしていた。あれは一体何なのか? 民主党もだらしないし、自民党もだらしがない。それにしても、あの違いは何だったのか…。
橋下知事の言動を見ていて不思議なのは、県民のこととか、国民のことは眼中にないのか、ほとんど言葉にでてこない。小泉さんが改革改革と言ったのと同じで、地方分権地方分権だけが一人歩きしているように見える。その先に何があるのか、はっきり国民に伝えるべきである。
筆者の予言は当たるが、どうも胡散臭さを感じてならない。筆者は必ずボロをだすと見ている。地方分権よりも先にやるべき問題があるではないのか? 県民や、国民のことを考えるならば、もっと先にやるべき事があるはずである。弱者切捨て、後期高齢者の問題。失業者の増大の問題。格差の問題。医療の崩壊の問題。地方分権の前に解決するべき問題が山積しているのに、そのことには無関心なのか?
民主党もあまり気を許していると足元をすくわれる。それにしても、民主も自民も、アンちゃん風の知事に振り回されて情けなくなる。民主も自民も同じで、選挙で勝ちたいばかりに恥も外聞もなくなってきている。