全国の知事は国会の圧力団体の様相を呈している。地方分権、地方分権と騒々しいが、自民、民主。自民、社民、と地方選で相乗り選挙を続ける地方政治が本当に信用できるのか、極めて疑問である。国会議員の業界癒着が減って、その分、地方議員の業界癒着が増えるだけになる可能性がある。
地方分権、地方分権と騒ぐ姿を見ていれば、改革、改革と言いながら国民の目をくらまして、派遣法の改悪とか、弱者切捨て、医療の崩壊などなど、とんでもないことばかりやった小泉政権とダブって見えてくる。地方分権を叫ぶ前に目の前の問題を先に片付けるべきである。
地方分権は、目の前の切迫した問題を片付けてからでも遅くはない。何かおかしいぞ、橋下知事は自民と公明の応援で知事になった男である。なにがなんだか分からない国になっている。アンちゃん風の知事二人に振り回されている既成政党の国会議員とはなんなのか?
不甲斐ないと言うか、能力がなさ過ぎると言うか、何ともやりきれない思いがしてならない。アンちゃん風の知事二人に振り回される既成の政治家達を見ていると、もしかして、自分達は無能な男達を国会に送っているのでは、と思えてならない。