5日、大阪でパチンコ店に放火する事件が発生し、4人の死者がでた。韓国では法律でパチンコを禁止しているが、禁止する前は、放火事件も殺人事件も発生していた。日本と同じような状況にあった。これではいけないと、国会で決議してパチンコを禁止している。これは、筆者が韓国を訪問して確認したことで、拙著にも書いている。
日本では、いつまで違法なバクチであるパチンコを放置しておくのか…。韓国の国会議員のほうがよほど良識をもっていた。パチンコによる殺人事件を数え上げたらきりがないほどある。パチンコ依存症による母親殺しは、大阪と横浜で発生。盛岡では、パチンコ依存症の主婦による住職殺し。川口の強盗殺人、などなど、数え切れないほどである。
自殺者も、年間3万人の中にどれほどのパチンコ依存症の人がいるか、想像するだけでも恐ろしくなる。その、社会悪とも言っても過言ではないパチンコ業界に、与野党の議員がアドバイザーとして用心棒を勤めている。今話題の前大臣もアドバイザーに名を連ねている。
何とも呆れ果てた国である。今度の選挙では、パチンコ業界にぶら下がっている議員を全員落とすことに努力しよう。多分負けた腹いせに放火したものと思われる。半日で10万円も負ければ、放火したくなる気持ちも分からないではないが、それはみんな想像だけにして実行までには至らないのである。
換金が違法なパチンコを、あいまいなままで換金を見てみぬフリを続けている行政と政治家達。どんな綺麗ごとを言っても、パチンコ業界にぶら下がっている議員は最低の存在なのである。それにしても、石原プロは何で裕次郎をパチンコ台のモチーフに引っ張り出したのか、どう考えても残念でならない。