東国原知事と橋下知事の、国政への参入が話題を集めている。マスコミが大騒ぎしているが、小泉旋風のときに行ったと同じ過ちを、日本のマスコミは懲りもせずに又やろうとしている。国民は、マスコミに騙されてはいけない。マスコミが小泉政権を持て囃した結果どうなったか…。忘れてはいけない。
あの二人には、疑問点が多すぎる。何故自民党なのか。なぜ今地方分権なのか。現在の知事としての実績はどうなのか? 知事として県民が納得する実績を上げているのか? 疑問点が多すぎる。小泉政治のときに改革、改革という叫び声ばかりをマスコミが取り上げて、改革を免罪符にした。今回も同じことで、地方分権を免罪符にするのか?
自民党の海千山千のタヌキ議員にとっては、アンちゃん風の知事二人をだまくらかすことなど、赤子の手をひねるようなものだ。後期高齢者の問題。年金の問題。医療の崩壊の問題。自民党の失政を覆い隠すには、地方分権を錦の御旗にするのが都合がいいだけの話しである。小泉政権で改革改革と叫んで国民の目をくらましたのと同じで、地方分権、地方分権と叫んで都合の悪いことに目を向けさせないだけの話に見えてならない。
彼ら二人の後ろにいる人物に我々国民は目を光らせて、あまり過大評価しないことである。日本のマスコミは、面白おかしく煽るだけで、物事の本質を報道しない悪い癖が今回の場合も顕著に現れている。一人は、知事選の出馬は二万分の一もないと言って嘘を言いながら出馬した人間である。もう一人の過去は、いまさら語る必要もない。日本人はもう少し民度を上げなくてはいけない。どうも出来レースのような気がしてならない。