木っ端役人に、タクシーの中で酒を提供した個人タクシーが営業停止の処分を受けた。現金や金券、酒などを提供したドライバーに対する処分が20日~40日と決まった。ちょっと待ってくれ、と言いたい。提供したほうよりも提供を受けたほうの罰はどうなったかを知りたい。
罪の重さから言えば、金品や酒の提供を受けた側にこそ問題があるのでは…。身内に甘い体質は相変わらずである。提供を受けたほうの役人はどんな罰を受けたか、国民に報告する義務がある。まともな国であれば即刻解雇のはずである。現金も貰っていたのだから。
それにしても、先進国では考えられない事件であった。多分後進国でもないだろう。この国では、酒酔い運転が相変わらず絶えないが、日本人の多くはアル中になっているのでは? アル中でなければ乞食の様な行為は考えられない。
この国では、潜在的なアル中が増えている。麻生内閣の閣僚にもアル中らしき人物が居る。宮中の晩餐会で失態を演じた閣僚がいると伝えられている。一億総アル中では洒落にならない。弛緩した日本の社会がアル中を生んでいる。
大麻の取り締まりも必要だが、潜在的なアルコール依存症に関しても真剣に対応を考えるべきである。