久しぶりに松方弘樹がテレビで主役を張った。『素浪人・月影兵庫』最近はガキの役者が時代劇をやるのにはウンザリしていた。さすが松方、なかなか良かった。最後の役者馬鹿・松方弘樹は生きていた。
役者や歌い手は遊びも多く経験したほうが良い味を出せる、と昔から言い伝えられている。最近は、チマチマした役者や歌い手が多くなり、銭の亡者となり、豪邸を建ててふんぞり返る輩が少なくない。豪邸を建てても芸の肥やしにはならない。
松方とか、小林旭とか、大人の役者にもつと活躍の場を与えるべきである。歌舞伎役者というだけで品のない、華もない若者を時代劇に使うのは止めたほうが良い。中村某などは見るに耐えない。ガンバレ松方弘樹。