消費低迷が長引いている原因はパチンコにある。拙著『打ったらハマるパチンコの罠』で問題提起したが、パチンコで年間30兆円浪費されている。30兆円も浪費されていては、消費に直接影響するのは間違いないのに、学者もコメンティターも、誰も問題にしない。
要するに、パチンコの実態を知らないからなのである。知っていても、業界からコマーシャルなどで恩恵を得ていれば、言えないのである。なんとも呆れた国である。知っていて口にしない輩が少なくないのである。
先日、警察官が所内からカメラの望遠レンズを盗んで売った事件があった。なんと、パチンコで借金が増えてやったと自供している。現役の警官も、パチンコで負けつづけて、泥棒までやるハメになっているのである。
パチンコが原因の事件事故が多発しているのに何故放置している。政治家や、メディアがパチンコ業界から少なからず恩恵を得ているからなのである。消費の低迷、事件事故の多発、パチンコの弊害は酷い状況になっている。
業界との癒着が進んでいる警察は勿論あてに出来ない。パチンコ業界に多数天下りしている。メディアも業界に取り込まれている。一体どうすればいいんだ。酷い国である。