日本のメデイアはごく少数を除いて、小泉さんのポチを5年以上も続けてきた。今度は安倍さんのポチになるのか、と言いたい思いである。史上最悪ともいえる猟官運動がまかり通った内閣に対して、あまり批判もしていない。
新内閣は、天下り規制を撤廃すると言う。こうなれば、やりたい放題である。メディアをポチにできれば何でもできる。小泉さんがそうであった。今のメデイアの人間は高給取りが多くなり、庶民感覚が失われている。庶民の心が理解できていないのである。
昔の新聞記者は、正義感に溢れていた。反権力を貫く姿勢を持っていた。今はどうか。反権力を貫く記者はごく少数派で、むしろ権力に擦り寄る輩が多い。だから権力者のポチになるのである。
今や、反権力を貫いているのは、夕刊紙と一部週刊誌だけである。国民の味方が少なくなる一方で、権力者達の高笑いだけが聞こえてくる。中国は一党独裁の国であるが、日本もそれに近いものがある。この国は、政治家と官僚とマスコミによって滅びる。