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世界で今、深刻な難民問題が起きている。3歳の男の子の、無残な姿が人々に衝撃的な実感を与えた。あの写真を見ると、日本ももっと協力的な姿勢を持つ必要がある。これから、日本は原発を攻撃され日本に住めなくなり、難民として世界をさまよう事になることも覚悟する必要がある。
「戦争法案」は、そんな事態になる可能性も秘めている。陸続きの国なら原発を攻撃される事は考えられないが、日本のような島国なら相手もいざとなったら原発を攻撃するだろう。 NHKの時事公論より シリアと国境を接するトルコ南東部の国境地帯で、先週末、数千人の難民が殺到し、治安部隊が放水や威嚇射撃で押しとどめるという事態が起きました。シリア国内でイスラム過激派組織IS・イスラミックステートとクルド人部隊の戦闘が激しさを増し、命からがら逃げてきた人たちです。 世界ではこうした紛争や迫害などによって住む家を追われた人たちが6000万人近くに上っていることが18日明らかになりました。第2次世界大戦後最悪の数字です。去年1年間に新たに避難を余儀なくされた人は1400万人で、毎日4万人以上が家を追われた計算です。これほどになるまで見過ごしてきた国際社会は大きな責任を負っています。今夜はなぜ難民が増え続けているのか、また世界はどう対処すればよいのか考えます。 まず、18日午後発表された世界の難民の最新状況をごらんください。世界で住む家を追われ保護を必要としている難民や国内避難民は、去年末時点で5950万人です。イギリスやイタリアの1国の人口に匹敵する数で、実に世界の122人に1人が難民・避難民です。 このうち国外に逃れた難民は1950万人に上っています。イスラエル建国以来故郷を追われた510万人のパレスチナ難民以外では、シリア人が最も多く、388万人に上っています。 次いで、アフガニスタンの259万人、ソマリアの111万人などとなっています。 世界の難民や国内避難民はこのように年々増え続け、この10年で50%以上増えました。 とくにこの数年急増しています。なぜこれほど難民や国内避難民が増えているのでしょうか。 それは、世界各地の紛争が長期化し、祖国に戻ることができた人が減ったうえ、中東・北アフリカのいわゆる「アラブの春」による混乱が長引いていることが影響しているようです。 これらはこの5年間に起きた主な紛争です。中東やアフリカ、ウクライナなど15か所です。 冷戦時代や21世紀初頭より紛争の数は減ったものの難民・避難民の数は大幅に増えているのです。シリアでは、アサド政権と反体制派、それにイスラム過激派組織の三つ巴の戦闘が続き、国外に逃げた難民以外に760万人が国内避難民となっています。国民の半数以上が家を追われるという今世紀最悪の人道危機に対して各国の様々な思惑により有効な手立てを講ずることができないのです。 難民が増える一方で、受け入れに慎重な国が少なくなく、難民たちが置かれている状況はますます厳しくなっています。多数の難民を受け入れてきたヨーロッパでも受け入れを制限する動きが活発になっています。 このため身の危険をおかして密入国しようという人が多く、地中海を密航船で渡った人は今年すでに10万人をこえました。4月には船がリビア沖で転覆し、800人以上が命を落とすなど惨事が起きました。 ハンガリーでは、中東などから陸路入国しようとする難民や移民を阻止するめに、国境沿いに高さ4メートルの柵を175キロにわたって建設する計画を17日に発表し、物議を醸しています。 一方、アジアでも深刻な事態が持ち上がっています。 タイやマレーシアで、ロヒンギャと呼ばれる人たちの遺体が地中に埋められているのが相次いで見つかりました。マレーシアでは遺体は数百に上る可能性があると伝えられています。ロヒンギャはミャンマーに住むイスラム教の少数民族で、ミャンマー政府は国民として認めず不法移民だと主張しています。土地を奪われ、基本的人権も認められない人々は、アジアの国々に船で逃れていますが、各国の取り締まりが厳しくなり、オーストラリア政府は漂流する難民を太平洋の島国ナウルとパプアニューギニアに建設した収容施設に送り込み、国際的な批判をあびています。 このロヒンギャの問題を話し合うために、先月末タイで国際会議が開かれ、日本も参加しました。しかし、有効な解決策を見出すことはできませんでした。どの国も受け入れや財政負担に難色を示しているからです。世界の難民の半数以上がアジアの人たちであり、アジアでの人道支援と人権問題の解決に日本が主導的な役割を果たしてほしいと期待する声も聞かれます。 では日本国内の難民受け入れはどうなっているのでしょうか。去年、難民認定を申請した人は5000人、これに対して認定された人はわずか11人。率にすると0.2%でした。 他の先進国と比較してみますと、ドイツやフランス、イギリスなどは20%から40%近くが認定されており、日本の少なさが際立っています。 日本が難民保護のための条約に加盟していながら受け入れが少ないのは、紛争地域から遠いことに加えて、難民認定の基準が厳しいからです。他の国では難民として認定されるケースでも日本で認定されるのは非常に難しいという声をよく聞きます。なぜ厳しいのか、関係者は受け入れる準備がまだ整っていないからだと言います。難民をもっと受け入れようという世論の高まりが必要のようです。 現在、難民認定制度の見直しが行われていますが、増え続ける申請者に対処するため手続きの迅速化に重点が置かれ、本来難民として保護すべき人が排除されかねないと、支援団体や弁護団は懸念を表明しています。さらに日本の認定制度を他の先進国並みにするよう求めています。 難民認定は難しくてもせめて一時的な滞在を認めてほしいといった声も数多く聞かれます。シリアの周辺国では難民の受け入れが限界に近く、国連は10万人のシリア難民の受け入れを国際社会に求めてきました。これまでに30近い国が応じましたが、日本は受け入れを表明していません。日本に住むシリア人の家族の呼び寄せや留学生の滞在期間延長も含め、一時的な滞在をもっと認め、いわゆる「人道ビザ」による受け入れの姿勢を国際社会に示してほしい、こうした声に応えることは日本信頼向上につながるのではないでしょうか。 ただ、難民受け入れには、ハード面もソフト面もまだ追いついていないのが実情です。私たち一般市民の意識の改革も必要だと言われます。 難民問題に関心を持ってもらおうと、UNHCR・国連難民高等弁務官事務所と大手衣料品チェーンは、学校で出張授業を行っています。この映像は17日に東京世田谷区内の中学と高校で行われた授業風景です。難民についてもっと知りたい、自分たちは何ができるのかと、生徒が真剣に質問する姿が印象的でした。 難民の数が増え続ければ、周辺国だけでなく国際社会の財政的な負担も重くなります。それだけにこれ以上難民が生まれないように紛争の早期終結と予防、平和の構築に国際社会が結束して取り組むことがますます重要になっています。 あす6月20日は「世界難民の日」です。日本政府は難民の受け入れを求める内外の声にどう応えるのか、また私たち一人一人は何ができるのか、この機に改めて考えてみてはいかがでしょうか。 (二村 伸 解説委員) 「戦争法案」が成立すると、何時日本が難民として世界をさまよう事になるか分からない。原発を攻撃されたら日本には住めなくなる。 今のうちに、難民受け入れには貢献しておくべきだと思う。日本は、何時逆の立場になるか分からないから…。 こうして見ると、日本は難民受け入れに対して厳しすぎる。いくら島国でも、現在の状況であればもっと難民を受け入れなくては恥ずかしい。あまりにも、自分勝手な国に見えてくる。不法滞在の、韓国人と中国人を追放すると、難民の受け入れぐらいは簡単にできるはずだ。 ドイツでは、高額な負担を受け入れている。 【AFP=時事】ドイツの日刊紙「フランクフルター・アルゲマイネ(Frankfurter Allgemeine Zeitung)」は5日、難民申請を希望する記録的な移民の受け入れによる同国の経済負担額は、昨年度の4倍となる100億ユーロ(約1兆3200億円)に達する可能性があると報じた。(AFP=時事)
by wakamiyaken
| 2015-09-08 03:37
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