写真は助手の大五郎
by ken
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NHKの、不適任会長すらも辞任に追い込めない世論とは一体何なのか? これが不思議でならない。最近のマスコミは、強いものに弱く、弱いものに強くなっていないか?
国民の世論調査をしたら、NHK会長の辞任を希望する人は7割を超えるものと思う。
商社出身だからと、とやかく言うつもりはないが、過去において商社絡みの汚職は数多く発生していることも間違いのない事実である。
1973年のオイルショックの時は、商社悪人説も盛んに報道されたものだ。商社が買占めに暗躍し、オイルショックでは混乱に拍車をかけた。
1976年の、ロッキード事件ではついには首相の逮捕という事態にまで発展した。国会では、商社の役員も重要参考人として呼ばれた。
1972年安宅産業事件もあった。そして、1978年ダグラス・グラマン事件もあった。ダグラス・グラマン事件とは、戦闘機をアメリカから購入することに関しての汚職事件であった。
こうしてみると、商社はきわどい橋を渡るのが得意としているのも間違いのない事実ではある。勿論、籾井氏が悪だと言うつもりはない。
しかし、マスコミの一員であるNHKの会長にふさわしいかと言われれば、ふさわしくないと答えるしかない。発言内容を精査すると、かなりふてぶてしさを感ずる。それは、今までの経歴がそうさせるのかー。多分そうなのでしょう。
問題は、総理が商社マンとお友達という点にもある。大型の取引を舞台として活躍する商社マンは、政治家を友達に持ちたいのは当然としても、政治家の側に良識があればあまり親しくならないように努め自制するべきなのは常識ではないのか?
今回の、NHK会長任命に関しては任命責任が追及されるべきなのは明らか。
安部総理は、国会で次のように答弁している「政府としてコメントするべきではない」と述べながら「新会長はじめ、NHKの皆さんはいかなる政治的圧力にも屈することなく、中立、公平な報道を続けてほしい」と強調の上、辞任の必要はないとの認識をにじませている。
お友達を公共放送の会長に任命し、その人物がとんでもない発言を繰り返したら、双方二人とも辞任するのが道理ではないのか。
この国は、正義も無し、常識も無し、知性も無し、ないないづくしの国になっている。「みなさまのNHK」がアベさまのNHKでいいとは思えない。
安部総理のやりたい放題は数多いが、このNHKの会長人事が最大のやりたい放題だと思う。それは、公平であるべき公共放送を私物化する行為だからである。
by wakamiyaken
| 2014-02-25 07:38
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