写真は助手の大五郎
by ken
S |
M |
T |
W |
T |
F |
S |
|
|
|
|
|
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
|
25
|
26
|
27
|
28
|
29
|
30
|
31
|
カテゴリ
以前の記事
お気に入りブログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
オリンピックの、新国立競技場がバカでかい計画で問題になっておりますが、建設地は明治神宮外苑の景観が百年近くも保存されている風致地区でもあり、1970年に制定された都条例で15メートルという高さ制限がかかっています。
それを、条例規定前に建てられた現競技場を建て替えるため、現競技場の最高地点の高さ30メートルまでは建設可能だが、有識者者会議の議事録によると、議論は当初から高さ制限を認める方向で進行したという。それを「東京新聞」が暴きました。
石原慎太郎知事(当時)の代理で12年7月の第2回会議に出席↓秋山俊行副知事が「都市計画についてきちんと対応していかなければいけない。勿論権限上、都市計画の見直しが可能」」「(地元に)説明する詳細な計画をすでに作っております」と発言し、緩和に前向きな姿勢を示した。
都は、たったの1ヶ月で競技場周辺の高さ制限を15メートルから75メートルへ大幅緩和する地区計画を発表した。計画は都市計画審議会の審査を経て今年6月に正式決定。
そもそも、この国では審議会などというものはお飾りにすぎない。
百年も保存されてきた明治神宮の森の景観を、商業主義のオリンピックごときに壊されていいものか? 莫大な利権が絡めば、都民などゴミぐらいにしか見えていない。
東京都民は、このことに対して疑問を持たなければ、生きているのか死んでいるのか分からなくなる。
こんなことが許されていい訳は無い。大晦日にもこんなバカげたニュースを取り上げるしかないこの国は、末期症状でつける薬が無いのかもしれない。
都民並びに、国民の民度の低下は止まらなくなっている。マスコミに踊らされ、オリンピックの馬鹿騒ぎに巻き込まれ、被災地や原発の被害のことなど忘れている。
広告代理店やテレビ局、ゼネコンを潤すための東京オリンピック開催に反対の声が少ない。ロンドンオリンピックが開催されるまでは、反対の声が多かったのに簡単に変わった。
都市計画課の飯泉洋課長は「JSCから事業提案を受け段階で、内容の是非を総合的に検討し、高さ制限を緩和してもこの地域の風致を壊すことにはならないと判断した。五輪のためなら何をしてもいいとは思っていない」と発言。
何をしてもいいとは思っていないと言いながら、百年も続いている保存されてきた風致地区を壊すようなことをしているではないか?
語るに落ちたとはこのことで、都民や国民など眼中にない。それにしても、東京都民はこのことに対して反発は無いのだろうか。抵抗が無いとするならば、失望しかない。
大晦日ぐらいは、もう少し希望の持てるプログを書きたかったが、来年も悪い奴ほどよく眠る国に変わりないと思うと書かざるを得ませんでした。悪が栄える国に未来は無い。
、
by wakamiyaken
| 2013-12-31 11:52
|