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ニューヨークで、イエローキャブドライバーを続けている白石さんの近況です。拙著『TAXIニューヨーク』で紹介しました白石さんは、今も元気でニューヨークを走ってます。
最近は「よみタイム」にコラムも書いてますが、紹介します このコラムではいつもクレイジーなお客さんや、まんまとだまされた間抜けな僕の話ばっかり書いているので、今回は「ちょっといい話」を集めてみました。新年へのグッドラック祈願です。 目的地に着いて支払う金がなくて、「チェックを送るから住所くれ」とか「家にキャッシュがある。待っててくれ」とか言って、本当にチェックを送る客も、本当に金持って戻ってくる客も、まずいません。が、たまには正直な人もいるんです。これらはまだクレジットカードでの支払いができなかった時代の話です。 あるとき、50代くらいの黒人女性が、乗り込むや否や「キャッシュがないから、家(目的地)に着いたら取りに行って払うけど、それでいい?」って言うんです。目的地はハウジングプロジェクトだし、「またか」と思いましたが、悪い雰囲気ではなかったし、夜中なのでとりあえず乗せました。 目的地に着いたら、言葉どおり家に金を取りに行っちゃいました。こういう時は、だめもとで20分くらい待ちます。そしたら10分ほどして人影が見えて、「ソーリー」と言って、メーターの金額と2ドルのチップをくれました。これがここ7年ほどで初めてのケースでした。 2つ目の「いい話」は、払う段になって現金がないことに気付いた、かなり酔っぱらった白人の男性。すぐ近くにATMがあったんですが、どうもキャッシュカードも持っていなかったみたいです。「家に戻れば小銭がたまってるんだ。待っててくれ」と。 この男性、10分くらいして本当に戻ってきて、小銭がいっぱい入ったジップロック(あの台所で使うビニール袋)を持ってるんです。全部コイン。25セントどころの話じゃないです。1セント、5セント、10セントがジャラジャラ。あとで数えたら25ドル分ありました。実際の運賃を大幅オーバーした額です。 「いい話」かどうかは別として、小銭に関しては、笑い話がもう一つあります。ヒスパニック系の女性が「小銭で払うよ、いいね」と乗ってきて、実際目的地に着いたら、ビニール袋からジャラジャラ出して、「10ドル以上あるから」と渡されました。あとで数えたら7ドルの運賃のところ小銭だけで17ドル以上ありました。 新年は乗り逃げが減りますように。 (白石良一) 前回も紹介しましたが、ニューヨークのイエローキャブドライバーは乗り逃げに遭うことが少なくありません。でも、高額の例は少ないので白石さんもあきらめております。 筆者が、白石さんを取材に行った時は、熱い7月でしたが短パンで服装は全く自由で仕事をしてました。ニューヨーカーは、ドライバーの服装など気にしません。 あまり態度が悪いと、怒って通報することもあります。白石さんは、夕方5時から朝の5時まで仕事をして、一週間続けて1週間休みます。そのパターンを続けていますが、カメラマンの仕事もしているので、タクシーは趣味のようなもので楽しい毎日を過ごしております。 白石さんと、グラウンドゼロを訪れた時は、盛んに工事してましたが、何千人も亡くなった場所なので、なんとなく霊気を感じていたたまれなくて、すぐに帰りました。 今まで、白石さんは強盗に3度遭ってますが1度はナイフで切りつけられて、今でも腕に傷が残ってますが、そんなことを気にしていたらイエローキャブは務まりません。 白石さんは、現在独身で伴侶を探してます。ニューヨークで生活してみたい方は、是非会ってみてください。人物は、筆者が保証します。真面目で優しさを持った男です。
by wakamiyaken
| 2013-12-23 04:12
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