写真は助手の大五郎
by ken
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福島原発の、現場の作業員の人が書いたものが本になった。その書いた人によれば、今も事故当時と何も変わっていなくて、行き当たりばったり。何かあってから対応する、後手後手の状態が続いているという。
事故から3カ月後に、高濃度の汚染水を処理して冷却水を循環するシステムができたがそこから作業が進んでいないという。突貫工事で、タンクも配管も他の設備も「1年持てばいい」と言われ、設備を急がされたという。
これでは、会社としての体をなしていないことになる。それを放置している政府は、何を考えているのか、いつまで破綻処理をしないで税金を投入させるつもりなのか…。
ほとんどの設備が、メンテナンスを考ずに作られているという。作業した人の書いたことだから間違いない。水漏れが起こることは最初から分かっていたという。
こうなれば、組織としてよりも犯罪行為に近い。分かっていながらやることは犯罪ではないのか。
作業員を使い捨てにして、安い給料で働かせ上でピンはねしていることもばれている。とんでもない事故を起こしてからも、コスト削減が優先されたという。呆れるしかない。
東電が、ここまで舐めたことばかりやるのは、あんた達(政治家)に大金をつぎ込んできたではないか、という思いがあるからだろう。散々金の無心をしてきていながら、いまさら偉そうなことを言うなという思いがあるのは間違いない。
これだけの事故なのに、コストが優先され、必要な工事がことごとく退けられ設備の質も下がったという。被ばく線量の問題や雇用条件の悪化で技術者やベテラン作業員が現場を去って行ったという。これでは、会社としての体をなしていないことになる。
現社長も、どう見ても社長の器には見えない、引き受け手が無くて能力を度外視して社長に仕立て上げられたように見えてならない。
それを放置してきた、関係省庁並びに政府の責任は大きい。
一作業員が気がつくことを、東電が気がつかないはずは無いと証言している。作業員の人達は、この証言にもあるように、必死で働いている。東電の社員や幹部は何をしているのかということになる。
それもさることながら、その上にいる役人や政治家は責任感と言うものがあるのかと言いたい。もう東電は破綻処理して出直すしかない。会社としての体をなしていない。
by wakamiyaken
| 2013-10-24 08:52
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